10月1日(木)放送のオムニバスドラマ『3人のシングルマザー~すてきな人生逆転物語~』(フジテレビ系)で、木村多江が主演を務める『東大とグリーンカレー』に片岡愛之助、前田旺志郎、醍醐虎汰朗の出演が決定した。
本作は、苦境に立たされた3人のシングルマザーが、あるきっかけで人生を好転させた奇跡のような実話を描くオムニバスドラマ。長谷川京子、木村多江、貫地谷しほりが三者三様の母親役を演じる。
『東大とグリーンカレー』は、2人の息子を東京大学合格へと導いたシングルマザーの奇跡の物語。水川早苗(木村)の最愛の夫で、自身の余命を知りながら、残していく妻と子供のために準備をして気丈に振る舞う水川幸太を愛之助が演じる。木村とは本作が初共演となる。
そして、幸太の死後から9年後、一念発起して東大を目指す長男・水川亮太を、兄弟漫才コンビ“まえだまえだ”として人気を集め、現在は俳優として幅広く活動する前田が演じる。
そんな兄に影響を受けて東大を目指す次男・水川翔太を、映画『天気の子』で主人公・森嶋帆高の声を演じて注目を浴びた醍醐が演じる。
片岡愛之助 コメント
◆台本を読んで
「先に逝ってしまうお父さんと、残された家族。それぞれの思いに胸を打たれながら台本を読みました。それと同時に“家族はやっぱりいいものだな”と温かい気持ちにしてもらえる作品だと感じました」
◆役柄について
「妻と、これからの成長が楽しみな二人の息子たちを置いて逝ってしまう父親というのはどんな心境だったろうと、考えても想像つかない境地でした。きっと悔しいだろうし、とても悲しいだろうと。それでも幸太は家族の未来を考えて最期まで生きたと思いますし、それを意識して演じました」
◆初となる木村多江との共演について
「リビングでグリーンカレーを食べながら一家だんらんというシーンが最初の撮影でしたが、初共演とは思えないくらい打ち解けてすぐに夫婦になることができたと思います。僕のアドリブにもお付き合いいただいたり、多江さんは現場を明るくしてくれるすてきな早苗でした」
◆視聴者へのメッセージ
「どんな状況でも前を向いて、力強く生きる家族のドラマです。悲しみのなかでも希望を見出して笑顔を忘れずに、息子たちを立派に育て上げたすてきなお母さんとその息子たちの物語をお楽しみください」
<『東大とグリーンカレー』あらすじ>
水川早苗は、最愛の夫・幸太を病気で亡くした後、女手ひとつで2人の息子を育てている。最期まで家族に尽くしてくれた幸太を思い、「子供がやりたいことは全部かなえたい」とコンビニエンスストアでパート勤務をしながら多忙な毎日を過ごす早苗。そんなある日、高校1年生の長男・亮太の三者面談で「欠席が多く、志望する大学合格は厳しい」と担任から告げられてしまう。早朝から夜まで働きづめの早苗は知らなかったのだ。落ち込む早苗を気遣う次男・翔太。一方で、母を失望させた自分自身にいら立ちを募らせた亮太は家の壁を殴り、穴を開けてしまう。夫を亡くした時に、自分が息子たちを守ると誓ったのに…と打ちのめされる早苗。険悪な水川家だが、亮太が母・早苗に宛てた一通の手紙によって大きく変わろうとしていた―。
番組情報
『3人のシングルマザー~すてきな人生逆転物語~』
フジテレビ系
2020年10月1日(木)後9時~10時48分
<出演者/脚本>
『東大とグリーンカレー』
出演:木村多江、片岡愛之助、前田旺志郎、醍醐虎汰朗
脚本:森ハヤシ
『おかんのために』
出演:長谷川京子、岡田圭右、山崎竜太郎、福本莉子
脚本:山内正之
『夢をかなえる手帳』
出演:貫地谷しほり、MEGUMI、酒向芳、川上麻衣子、寺島進
脚本:森ハヤシ
©フジテレビ