清原果耶がヒロインを演じる2021年度前期 連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合ほか)の新たな出演者が発表された。
連続テレビ小説104作目となる本作は、「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」登米で青春を送るヒロイン・永浦百音(清原)が、“気象予報”という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けていく物語。脚本は、『リッチマン、プアウーマン』『きのう何食べた?』『サギデカ』などの安達奈緒子。
今回発表されたのは、清原演じるヒロイン・永浦百音の同級生を演じるキャスト陣。才能あふれる若き漁師・及川亮役に永瀬廉。百音の保育園からの幼なじみ・野村明日美役に恒松祐里。伝統ある寺の息子・後藤三生役に前田航基。故郷を愛するしっかり者の電車オタク・早坂悠人役に髙田彪我。そして亮の父で、かつて天才漁師と言われた新次を浅野忠信が演じる。
出演者発表を受けて制作統括の吉永証は、「百音が育った気仙沼の島では、人々は同じ小学校・中学校に通い、『家族』のような時間を共有して成長します。物語の序盤、中学時代に音楽好きの百音に誘われて吹奏楽を始めた仲間と百音の演奏シーンが出てきます。清原さんはじめ、永瀬さん、恒松さん、前田さん、高田さん、蒔田さん、若い皆さんが奏でる音楽と演技のアンサンブルが今からとても楽しみです」とコメント。
そして「同じ同級生でも、百音の父・耕治と浅野さんが演じる新次の関係は、やや複雑、しかも二人の関係はストーリーの大事なカギを握っています。内野さんと浅野さんが並び立つツーショットが見られると思うと、胸がワクワクします。視聴者の皆さん、ご期待ください!」とメッセージを送っている。
永瀬廉 コメント
まさか自分が“朝ドラ”に出演させていただけるとは思っていなかったので、驚きとともにこの作品の一部になれることがとても光栄です。プレッシャーもありますが自分らしく楽しんで演じていきたいです。舞台である気仙沼にはまだ行ったことがないのですが、本作を通じて気仙沼という地域を見て、触れて、感じて、その土地で起きた出来事にしっかりと寄り添いながら、一瞬一瞬を大切に、キャスト、スタッフの皆さんと撮影期間を過ごしていきたいと思います。
恒松祐里 コメント
野村明日美役を務めさせていただきます。恒松祐里です。“朝ドラ”のレギュラーキャストになるのは、小さいころから目標だったので合格した事が本当にうれしいです!明日美はよくしゃべりよく笑う子で、百音にとって唯一の女子の幼なじみです。思ったことはスパッと言う所や時折見せる乙女な部分がとても素直ですてきな役だなと思います。明日美のテンポのよいせりふを楽しみながら演じたいです!
前田航基 コメント
“朝ドラ”は小学生のとき以来2度目の出演です。「LIVE!LOVE!SING! 生きて愛して歌うこと」で被災地を見た経験が自分の中にも大きく残っているので、震災から10年というタイミングで、東北の現在と未来に焦点を当てたこの作品に出演できることをとても光栄に思っています。自由に外に出て、友達と遊んだりすることのできない日々。そんな中でも、皆さんの爽やかな1日の始まりをより華やかにできるよう精いっぱい頑張ります!
髙田彪我 コメント
日本の朝の顔である“朝ドラ”に出演が決定してとてもうれしく思っています。僕、髙田彪我は百音の同級生である早坂悠人を演じさせていただきます。気仙沼の自然豊かな島を舞台に繰り広げられる物語の中で、同じ島で育った個性豊かな同級生達だからこそ笑いあったり時には支え合える温かさを、この早坂悠人という役を通じて皆さんに届けたいと思います。
浅野忠信 コメント
清原果耶さん演じるヒロインのモネの若さとエネルギーは本当に魅力的で台本を読むたびに心をつかまれております!物語の舞台となる気仙沼のドラマにも心を打たれ、僕自身も勇気をいただいております。すばらしい共演者とスタッフの方達とこのドラマに参加できることを誇りに思います。一生懸命やりますので、よろしくお願いいたします!
番組情報
連続テレビ小説『おかえりモネ』
NHK総合ほか
2021年春スタート
<スタッフ>
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
広報プロデューサー:川口俊介
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏 ほか
©NHK