香取慎吾が33年ぶりにテレビ東京のドラマに出演することが決定。SNS誹謗中傷問題に焦点を当てた、新感覚クライムサスペンス『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(2021年1月スタート)で、ワケあり捜査官役を演じる。
“アノニマス”とは日本語で“匿名”を意味する言葉で、日本はネット上の匿名比率が7割と他国に比べて顕著に高い匿名大国(平成26年版情報通信白書より)。インターネットの誹謗中傷や炎上などが後を絶たず、キーボードによる殺人=指殺人が社会問題になっている。
物語の舞台は、この社会問題に対応するため警視庁に新設された“指殺人対策室”。香取演じる主人公・万丞渉は、ある事件をきっかけに捜査一課の第一線から外された一匹狼ながらも、クセの強いメンバーとともに指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導き、顔の見えない犯罪者=アノニマスを捜査し見つけ出す。そんなミステリーを通し、現代日本の根深い社会問題、人間ドラマを描いていく。
同枠の社内企画募集で300通を超える応募の中から選ばれたこの企画は、『バイプレイヤーズ』や『40万キロかなたの恋』など、挑戦的なオリジナル作品を連発する濱谷晃一プロデューサーのオリジナル企画。香取が民放ドラマに出演するのは5年ぶりで、テレビ東京のドラマ出演は1988年放送の『あぶない少年III』以来33年ぶりとなる。
香取慎吾 コメント
5年ぶりの民放ドラマ、33年ぶりのテレビ東京でのドラマ。小学生だった僕が電車でテレビ東京に通っていた時の緊張感が蘇ります。2021年の幕開けに、僕を必要としてくれたスタッフの皆様の思いと共に、テレビで、テレビ東京で、今の香取慎吾の全力を視聴者の皆様にお届けできるように頑張ります。初めてテレビに出させてもらった時の喜びを思い出しながら!
僕がSNSを始めて3年がたちました。僕はSNSに助けられています。応援してくれている皆さんの言葉に、いつも笑顔をもらっています。でも、始める前に思っていたSNSへの怖さも忘れてはいません。
SNSと生きる今。このドラマ『 アノニマス 』がSNSの闇だけではなく、その先の光も描いてくれたらと思っています。
濱谷晃一プロデューサー コメント
SNSの誹謗中傷問題に苦しむ人がたくさんいます。言われる方に問題がある、嫌なら見なければいい、という声もよく耳にします。そして、個々の正義感に基づき、社会の不祥事や不道徳を正そうと義憤に駆られている人もいます。普段、感じるこのモヤモヤをドラマにして描きたいと思いました。コンセプトは『もしも、SNSの誹謗中傷問題を専門に捜査する部署が新設されたら?』。正解はないかもしれませんが、香取さん演じる主人公の万丞渉と一緒に、模索していけたらと思います。香取さんとのお仕事は約10年前に「ピラメキーノ」でピラメキ体操を踊ってもらって以来ですが、主演映画「凪待ち」も拝見し、俳優としてより魅力的になっていると実感しました。民放5年ぶり、テレ東33年ぶりのドラマ出演だそうです。今の香取さんの魅力が光り、視聴者の皆さんにも満足していただけるドラマになるよう、精いっぱい頑張ります!
<あらすじ>
SNSのトラブルが後を絶たない。警視庁は、世論の声に応えるべく試験的に専門の対策室「警視庁指殺人対策室」(通称「指対(ゆびたい)」)を新設した。SNSの情報を分析し捜査に役立てるとともに、誹謗・中傷の撲滅を目指し市民からの相談に乗る――。そんな理念を掲げつつ、実際には世間に対するポーズとしの部署新設であり、集められたメンバーは、万丞渉(香取慎吾)をはじめ、出世コースから外れたクセモノばかり。
そんなある日、一人の中年女性が対策室を訪ねてきた。先日、一人暮らしをしていた娘が自殺したのだが、警察は「事件性なし」として早々に捜査を打ち切っていた。だが、ファッションモデルである娘がネット上で激しい誹謗中傷に遭っていたことを知り、娘を死に追いやった人たちを捕まえてほしいと依頼。「指対」の捜査が始まる…!
番組情報
『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室』
テレビ東京系
2021年1月スタート
毎週月曜 後10・00~
動画配信サービス「Paravi」(https://www.paravi.jp)で配信予定
主演:香取慎吾
監督:及川拓郎ほか
脚本:小峯裕之、玉田真也
チーフプロデューサー:阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー:濱谷晃一(テレビ東京)、北川俊樹(テレビ東京)、合田知弘(テレビ東京)、稲垣護、佐藤満
制作:テレビ東京/ギークピクチュアズ
制作協力:ギークサイト
製作著作:「アノニマス」製作委員会
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/anonymous/
公式Twitter:@txdrm_anonymous
公式Instagram:txdrm_anonymous