カンテレ・フジテレビ系の2021年1月期火曜ドラマが、藤原竜也主演の『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』に決定。ヒロイン役で真木よう子が出演する。
本作は、学校内警察(スクールポリス)が試験的に導入されたという設定のもと、公立赤嶺中学校にスクールポリスとして配属された嶋田隆平(藤原)が、校内外で起こるさまざまな問題に立ち向かう学園エンターテインメント。藤原にとっては、フジテレビ系連続ドラマ初主演となる。
藤原が演じる主人公・嶋田は、常に冷静沈着で毒舌家な警視庁捜査一課の敏腕刑事。東京都の中学校で導入されることになった日本初のスクールポリスに志願し、赤嶺中学校に配属された嶋田。赤嶺中学校は表向きはどこにでもある中学校だったが、スクールポリスが配属されてからさまざまな事件があぶりだされていく。
そして、映画「バトル・ロワイアルII 鎮魂歌」以来、約18年ぶりに藤原と共演する真木は、嶋田が着任する赤嶺中学校の3年1組担任で国語教師の浅村涼子を演じる。
藤原竜也 コメント
◆ドラマ出演が決まっていかがでしたか?
僕は、今作のお話を頂くまで“スクールポリス”という制度を知らなかったんですが、撮影を重ねていくうちに非常に興味深いテーマだと感じて、自分も学びながら演じさせていただきました。自身のセリフでもあるんですが、無いに越したことはないけれども“スクールポリス”制度はあってもいいんじゃないかという時代になってきている気がします。すぐそこの未来を予言しているような、新しいタイプのドラマになっていると思いますね。
◆真木よう子さんの印象は?
よう子ちゃんは、みんなが割とほっこりするようなNGを出します(笑)。なんか、計算なのか分からない…“私でした!?”みたいな。そういうところで、緊迫したシーンでもスタッフの方々も和むから、彼女の人柄なんだなーと思います。あと、真面目です。監督の要求するものに瞬時に判断して、演出に応えていくことができる方で、もちろん自分で用意してきたものもあるでしょうが、非常に落ち着かれているなーと感心しましたね。僕なんかは、“いらないんじゃないですか?ここなんかは?”なんて適当なこと言ったりしちゃうんですが…(笑)。だからこそ、真木さんのように役に真摯に向き合う方がいて、僕としては心強かったです。
◆ドラマの見どころは?
ここまでアクションで体のぶつかり合いがあると思っていなかったので、爽快感があると思いますし、今この時代に見ていただいて、明日も頑張ろうと思っていただけたらいいなと思います。警察のエンターテインメント作品としても見ていただけますが、悩んでいる子供たちの救いになるような作品になっていればいいなとも思います。そのような言葉やシーンがたくさんありますからね。エンターテインメント作品である一方、「頑張らなくていいんだ」とか、背中を押してあげられるドラマになってくれたらいいなと思います。
真木よう子 コメント
◆ドラマ出演が決まっていかがでしたか?
“スクールポリス”の制度自体を知らなかったので、まずそこに興味を持ったのと、学校に警察がいるという状況がなかなか想像しにくいので、ドラマとして見たいなというふうに思いました。私の役も、いつも演じているような男勝りな役とはちょっと違って、熱血ではあるんだけれどもちょっとおっちょこちょいというか、先走ってしまうようなところがある一生懸命生徒思いのある女性教師という役どころだったので、そういう役をいただく機会ってあんまりないのでそれがうれしかったです。
◆藤原竜也さんの印象は?
藤原さんと共演するシーンが多く、一緒に話していて楽しいし、すごく面白い人。ひょうひょうと演じていながらも、芝居どころはしっかり決めてくる。芝居もすごく技術力があって勉強になるので尊敬しながらご一緒しています。藤原さんと1番初めに共演したのが「バトル・ロワイアルII」で、今回のドラマに登場する3年1組の生徒みたいな感じでした。19歳とかで同じ年なんですが、藤原さんはその頃から確固たるスターみたいな感じ。私はオーディションで選ばれた生徒の役でしたので、もうその頃から「藤原さん」という感じだったので、ドラマの話をいただいた時は“同じ年だけど初めは敬語で接しなきゃいけないかな?”などと、すごく不思議な感じでした。
◆ドラマの見どころは?
教師という役をやっているから思うところではあるんですけど、教師という職業についている人にはぜひ見ていただきたいです。あとは、やっぱり子供を持つ親にも見てほしいです。スクールポリスを導入される学校の中で、翻弄されていく生徒たちと葛藤していく先生たち、学校ってさまざまな要素がいっぱい入っているし、リアルな中学生の悩みとかもあるので、中学生にも見てほしいと思います。さらに、隆平がなぜ、スクールポリスになったのかが1番の軸ですから、ここは男女とか性別とか関係なく、ミステリーとして楽しめると思います。
河西秀幸(カンテレ) コメント
このドラマは「もし学校内に警察官が常駐していたら…」という異色の設定でお届けします。これまでの学園ドラマは教師の奮闘を描いてきたものが多い中、警察官×学校という化学反応はさまざまな混乱や反発を招きながらも、学校や生徒の心が次第に変わっていきます。今、学校で起こっているようなリアルな問題を1話完結で描きながら、謎めいたスクールポリスの正体が徐々に明らかになっていきます。スクールポリスの言葉や行動は冷徹にも思えるかもしれませんが、きっと見て下さる方の心に突き刺さると思います。スクールポリスは学校にとって救世主なのか? それとも害悪なのか?是非について賛否両論あるとは思いますが、エンターテインメントドラマとしてぜひ、たくさんの方にご覧いただきたいと思います。
番組情報
『青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-』
カンテレ・フジテレビ系全国ネット
2021年1月スタート
毎週火曜 後9・00~
出演:藤原竜也、真木よう子 他
脚本:大石哲也、山岡潤平、小島聡一郎
音楽:菅野祐悟
プロデューサー:河西秀幸、国本雅広、髙橋史典
演出:国本雅広、白川士、高橋貴司
制作:カンテレ、ケイファクトリー