広瀬すずが来春放送のテレビ朝日系スぺシャルドラマ『エアガール』に主演し、キャビンアテンダント役に初挑戦する。
同作は、史実をベースに激動の昭和を駆け抜けた戦後初のCA=“エアガール”の姿を描く作品。当時、日本は第二次世界大戦で敗戦。GHQに航空関係の活動を一切禁止され、日本人は日本の空を飛ぶことを許されていなかった。
人々が日本の空を取り戻すべく奮闘する中、空の仕事を目指すのが広瀬演じる佐野小鞠。小鞠はパイロットを夢見ながらも、「空を飛んでみたい!」という一心でエアガールに挑戦。未知の世界に向かって懸命に羽ばたいていく。
同局系ドラマ初主演となる広瀬は、エアガールの制服に「身に着けただけでちょっと気取ってしまうような(笑)、モチベーションが高まるユニフォーム。衣装合わせで着てみた時、役柄のイメージが広がったので、すごく安心しました」とにっこり。
物語については「当時の日本と世界のやりとりや、衝撃的な国際関係など初めて知ることばかりで、“こんなことが起きていたんだ!”とドキドキしながら脚本を読ませていただきました」と話し、「日本にもかつてこんな物語があったんだと、知ってもらえる機会になったらうれしい」と呼びかけている。
広瀬すず(佐野小鞠 役)コメント
◆この作品への出演が決まったときのお気持ちを教えてください。
これまで日本の航空事業の歴史についてあまり触れたことがなくて、もっと昔のことと勝手に思いこんでいたのですが、戦後エアガール第一期生の方が現在90歳代とうかがって、意外と近い時代の出来事だったんだなと驚きました。当時の日本と世界のやりとりや衝撃的な国際関係など、初めて知ることばかりで、「こんなことが起きていたんだ!」とドキドキしながら脚本を読ませていただきました。
◆テレビ朝日のドラマ初主演となりますが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
初顔合わせの方ばかりかなと思って現場に行ったら、以前お世話になったスタッフさんがいらして「久々にお会いできたね~」と、うれしくお話ししました。とても心地よい時間の流れ方で撮影を進めてくださって、充実した日々を過ごすことができました。
◆CA役を演じるのは初めてとのことですが、エアガールの制服を着た感想は?
飛行機の窓から空を見ると、異空間に浸って現実を忘れられるような感じがするんです…。飛行機は私にとってそんな空間でしたし、エアガールの衣装は身に着けただけでちょっと気取ってしまうような(笑)、モチベーションが高まるユニフォームだなと思いました。衣装合わせで着てみたとき、役柄のイメージが広がったので、すごく安心しました。
◆視聴者へのメッセージをお願いいたします!
戦後初めて日本で航空会社を作ろうと頑張った人々の思いや、小鞠をはじめ、激動の時代を駆け抜けたさまざまな人たちの感情が織り交ぜられていて、とても複雑で深いストーリーなのですが、それらをポップなシーンを交えて描き出しています。日本にもかつてこんな物語があったんだと、知ってもらえる機会になったらうれしいなと思っています。
©テレビ朝日