<富田靖子 コメント>
もっと律子の思いが自分にのし掛かってくるのではと撮影前は思っていたのですが、演じていくうちに律子という女性の選択が理解できて、いま不思議とすごくさわやかな気持ちです。律子という女性はまたおなじことが起こったとしても、迷わずまた同じ選択をすると思います。百合さんと出会ったことで彼女が気づかされた部分もあります。
そして羊さんとの共演はなんだかトキメキましたし、光が見えた気がしました。今回『コールドケース』に出演させていただくにあたっては「偽らないこと」を一番大切にしようと思いながら演じました。そういう意味でも羊さんとの2人のシーンは、同じ思いを共有できていたと思いますし、お互い偽らずに演技ができた印象的なシーンだったと思います。
<北香那 コメント>
『コールドケース』といえばレギュラー陣の方々はもちろんのこと、ゲストの皆様もそうそうたる方々が出ていらっしゃいますので、自分が雅役として呼んでいただけたことが本当に光栄でした。ここまで重い役を演じることも母親役も初めてですので、色々なものを抱えながら演じることの難しさを今回でたくさん学びました。
富田さんとも共演させていただけて光栄でしたし、あるシーンでの富田さんの演技の迫力がありすぎて、その時の自分の怯えは自然に出たものでした。今回の話は“勘違い”が生んだ悲しいお話ですが、私自身幼いころからずっと“固定観念”というものが無くなればいいのにと思いながら生きてきました。
いま複雑な環境下にいる人も、このお話を観て「自分次第でいろいろ変われる」ということを感じ取ってもらって、元気や勇気を少しでも与えることができたらいいなと願っています。
<神野三鈴 コメント>
海外版も日本版もどちらも見ていた大好きな作品だったので出演できて光栄でした。羊さんとの共演は初めてでしたが、いつか一緒に仕事をしたいねとずっと話していたので、とっても嬉しかったです。
児童虐待が増えている世の中で虐待をしてしまう親自身もまた、自分が親から与えられていないことが多くて、そんな悲しい連鎖が出会う人や環境で変わることを、千鶴を演じてみて祈らずにはおれませんでした。
子供を亡くしてはじめて親としての自覚がうまれた千鶴と、そんな千鶴を通して百合が自分の母親と少しずつ思いを寄せていく部分の揺れをみなさんには見ていただきたいです。
あとはスタッフの優秀さにも是非注目してください。メイクや美術、カメラや音声、すべてが素晴らしいです。この作品のクオリティを支えている1つが、隅々まで目が行き届くスタッフ皆様のまなざしや精神なのだなと思いました。
<番組情報>
『連続ドラマW コールドケース3 〜真実の扉〜』
WOWOWプライム
2020年12月5日(土)放送スタート
毎週土曜 後10・00〜(全10話)
※第1話無料放送
第9話ゲスト陣:侯偉 趙珉和 中山忍 梨本謙次郎 ガッツ石松 村田雄浩 大地康雄
第10話ゲスト陣:富田靖子 北香那 中島広稀 中田クルミ 平田薫 西尾まり 神野三鈴
<WEB>
特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/coldcase3/
番組公式Instagram:@coldcase_jp
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