よるドラ『ここは今から倫理です。』(NHK総合)が、2021年1月16日(土)から放送決定。主演を務める山田裕貴と原作者・雨瀬シオリより、コメントも到着した。
20代を中心に人気を誇る雨瀬シオリの異色の学園コミック「ここは今から倫理です。」を、アニメ界でも活躍する気鋭の劇作家・高羽彩の脚本で実写ドラマ化。日々価値観が揺さぶられ、「万人の万人に対する闘争」(ホッブズ)が起こり続けるこの世界に、新時代のあるべき「倫理」を問う学園ドラマだ。
ある高校で倫理の選択授業を受けている生徒たちは、それぞれがシリアスな問題を抱えている。自傷行為、深夜徘徊、いじめ、ドラッグ、合意の無い性行為…。そんな悩みに押し潰されそうな彼女ら彼らに、謎の教師・高柳(山田裕貴)が倫理と哲学の言葉を投げかけていく。
一見退屈に思える「倫理」の教科書に書かれた先人たちの言葉が、現代の高校生によって読み替えられ、人生をサバイバルするための鋭い武器に変わる。「よく生きる」(ソクラテス)とは何か?高柳は生徒に寄り添い、問いかけ、悩み続ける。その先に生徒たちが見出すのは救いか、それとも…。
主演を務める山田は「哲学、倫理、偉人の名言、どれも好きでそのどれもが出てきて、まさかこんな作品があったとは…。最初に原作と出会ったときの感想でした。自分が演じる高柳に出会って、発する言葉にここまでシンクロを感じる人間もなかなかいないだろうなと」と、本作と自身が演じる高柳について語った。
原作者の雨瀬も「実写ドラマとして、生身の役者さんを通して、紙の上とは違う角度からのこの『当たり前って、なんでしょうね』を伝えさせて頂けるのが嬉しくて仕方ありません。より多くの人がこの単純な疑問について改めて考えるきっかけになったらいいなと思います」と喜びのコメントを寄せている。両名のコメント全文は、次ページを参照。