水川あさみ主演で女性同士の友情を描く『ナイルパーチの女子会』来年1月スタート

ドラマ
2020年11月19日

<水川あさみ(志村栄利子役)コメント>

ナイルパーチの女子会

◆オファーを受けた時の感想・原作を読んだ感想をお聞かせください。

もともと原作は読んでいたので、これがもし映像化するのであればぜひ参加したいと思う作品でした。なんともいえない女のドロドロとした心の闇と気持ちの悪い生々しさが描かれていると思いました。

◆共演の山田真歩さんについて。

山田さんが出演されている作品を拝見するたび、唯一無二の存在感を発揮されていて、とても気になる役者さんでした。今回ご一緒出来るのをとてもうれしく楽しみにしています。

◆栄利子を演じるにあたっての思い・意気込みをお聞かせください。

今まで演じた事のない独特な人物像です。他者に求めても拒絶され、なぜ?を自問し続け狂気に取り憑かれていく様は吐き気がするほど気持ち悪いものですが、思いっきり栄利子への距離を近づけて最大限の想像力でこの作品中は生きたいなと。

◆視聴者の方へメッセージをお願いいたします。

女性の方は決して他人事と笑えない、きっと全身が反応してヘトヘトに疲れるかもしれません。ですが、他人目線ではない自分目線の幸せとは何かを探してみるきっかけになれば幸いです。

<山田真歩(丸尾翔子役)コメント>

◆オファーを受けた時の感想・原作を読んだ感想をお聞かせください。

柚木麻子さんの原作「ナイルパーチの女子会」は、一ページ目から引き込まれ、そのままノンストップで一日で読んでしまいました。SNSのこと、埋まらない心の空洞や不安、他者と付き合っていくということ、本当の意味で自立するということ…。なんだか、私が20代くらいのころからずっと感じ続けてきたことが赤裸々に書かれていて、「こういうテーマを描いてくれる人がいるんだ!」と興奮しました。

◆共演の水川あさみさんについて。

原作でも、全く違う環境で育った2人がひょんなことから出会って、そこから葛藤や成長の物語が始まります。水川あさみさんは、私にないものをたくさん持っている、私の知らない世界を沢山見てきた方なんだ…!と思いました。その「違い」を保ちながら、どんな世界が私たち2人の間に生まれてくるのか、今からとてもワクワクしています。

◆翔子を演じるにあたっての思い・意気込みをお聞かせください。

他者への甘え、無意識についてしまう小さなうそ、世の中に出ていくことを心の底で怖がっていること…。自分のダメなところや直したいと思ってきたところを鏡で見せられているようで本当に恥ずかしくなりますが、ちゃんと向き合って、翔子と一緒に成長していけたらと思っています。

◆視聴者の方へメッセージをお願いいたします。

「女子」だけでなく、すべての“大人”になりそこねた人、自分の輪郭を探し続けている人、不安や孤独を抱えながら生きている人、いろんな人の心に届く作品になると信じています。複雑で豊かな『ナイルパーチの女子会』の世界を存分に楽しんでいただけたらうれしいです。

<原作者・柚木麻子 コメント>

「ナイルパーチの女子会」は熱に浮かされて書き上げたような作品です。今もそうですが、女性同士を競わせ、面白がるような風潮に腹を立てていました。栄利子と翔子はまさに、そうした風潮の犠牲者で、本来あったはずの友情を見失ってしまった人たちです。

水川あさみさんは同性の友情に恵まれているイメージが強いですが、生真面目で律儀な栄利子にも重なる部分があり、あらためて彼女の表現の奥行きに唸らされました。山田真歩さんは私が好きな和製シスターフッド映画(「SRサイタマノラッパー2」「アズミ・ハルコは行方不明」)で活躍されていて、かねてからファンだったので、配役をうかがった時はとてもうれしかったです。テレビドラマが大好きなので一視聴者として、放送を楽しみにしています。

番組情報

土曜ドラマ9『ナイルパーチの女子会』
BSテレ東
2021年1月クール
毎週(土)後9・00~9・55

原作:柚木麻子『ナイルパーチの女子会』(文春文庫)
出演:水川あさみ、山田真歩ほか
監督:瀧悠輔
脚本:横田理恵

WEB

公式サイト:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/nileperch/

©柚木麻子『ナイルパーチの女子会』(文春文庫)
©「ナイルパーチの女子会」製作委員会2021

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