なにわ男子・大西流星がドラマ単独初主演!『夢中さ、きみに。』21年1・7スタート【コメントあり】

ドラマ
2020年12月05日

『夢中さ、きみに。』

2021年1月7日(木)スタートのMBSドラマ特区が、関西ジャニーズJr.のなにわ男子・大西流星主演の『夢中さ、きみに。』に決定した。

本作は、Pixivに投稿されたところからTwitterなどWebで話題を呼び、2019年8月に書籍化。多数の賞を総なめした和山やまの話題作『夢中さ、きみに。』(ビームコミックス/KADOKAWA)を実写化。

原作は、全8編の短編を収めた作品集。中高一貫の男子校に通うミステリアスな魅力がある高校2年生の林美良を中心に描かれた4編と、中学校のときにモテすぎた反動で、平穏な日常を求めて“逆・高校デビュー”を果たした高校2年生の二階堂明の物語4編を合わせた構成となっている。ドラマ化にあたり、原作では出会わなかったそれぞれの登場人物たちの運命が交差する形で再構成される。

「無駄なことができるほど自由な時間があるっていうのがなんか…心地いいんだよ」を信条として無駄なことを楽しんでいる、つかみどころのない男子高校生・林美良役を演じるのは、なにわ男子のメンバーで“あざとかわいい”愛され力が抜群と定評のある大西流星。なにわ男子としてドラマホリック『メンズ校!』(テレビ東京)の主演を務めたが、単独としては初主演となる。

ミステリアスな林の人間像は、林の周りにいる、都内の女子校に通う松屋めぐみ、クラスメイトの江間譲二、後輩で美術部の小松豊、同じ高校に通う山田章太郎、それぞれの目線から描かれることによって、少しずつ浮き彫りになっていく。なんだかよく分からないけど、誰もがひかれてしまう、そんな愛すべきキャラクターに大西が息を吹き込む。

本作のメガホンを取るのは、『MIU404』『アンナチュラル』など、数々のヒット作を生み出してきた塚原あゆ子。そして、脚本は映画「桐島、部活やめるってよ」では第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞し、数々の話題作を手掛ける喜安浩平が担当する。

見どころは、それぞれの作品に登場する男子高生たちのキャラクター性。誰もがマイペースで緩やかで自然体。だけど、どこかユニーク過ぎてクスっと笑える魅力がある。そんな彼らの少し不思議な、なんでもない日常が淡々と丁寧に描かれる。大きな事件も感動的な友情も、ドラマティックな展開も起きないけれど、どこかシュールでこそばゆい、ずっと見ていたくなる彼らの不思議な世界に注目だ。

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