野村萬斎×アガサ・クリスティー×三谷幸喜シリーズの第3弾となるスペシャルドラマ『死との約束』(フジテレビ系)が2021年に放送されることが決定した。
本作は『オリエント急行殺人事件』(2015年)、『黒井戸殺し』(2018年)に続く、原作・アガサ・クリスティー×脚本・三谷幸喜の夢のコラボシリーズ第3弾。前2作に続いて野村萬斎が主役を務める。
原作はアガサ・クリスティー(1890~1976年)が1938年に発表した長編小説。『死海殺人事件』のタイトルで1988年に映画化されているが、日本での映像化は今回が初めてとなる。
三谷は、舞台を“巡礼の道”として世界遺産にも登録されている熊野古道に、そして時代設定を昭和30年代に置き換えて脚本を執筆。三谷流の『死との約束』を作り上げた。
主人公は『オリエント急行殺人事件』『黒井戸殺し』に続き、野村萬斎演じる名探偵・勝呂武尊。萬斎のドラマ出演は『黒井戸殺し』以来、約3年ぶりとなる。
そして勝呂が旅行先で出会う婦人代議士・上杉穂波を鈴木京香が演じる。萬斎と鈴木は本作が初共演となる。
そのほか、比嘉愛未、坪倉由幸(我が家)、長野里美、阿南健治が出演する。