2021年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』のヒロインが、上白石萌音・深津絵里・川栄李奈に決定し、ビジュアルが公開。併せて、3名よりコメントも到着した。
『カムカムエヴリバディ』は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀が、ラジオ英語講座と、あんこ・野球・ジャズ・時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリーだ。
そんな本作で上白石萌音・深津絵里・川栄李奈が演じるのは、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和まで物語を紡いでいくヒロインの3人。安子役の上白石と、るい役の深津は連続テレビ小説初出演となる。また、上白石とひなた役の川栄は、総勢3061人にも及ぶオーディションから選抜されたという。
出演にあたり、上白石は「連続テレビ小説への出演はずっと大きな目標でした。大好きな『英語』と『ラジオ』で紡がれるこの作品で夢が叶うこと、本当にうれしく思います」と、出演への喜びを口にする。
深津は「あふれる魅力全開の、萌音さんと李奈さんと一緒なら怖いものなし!とてもとても心強いです。脚本の藤本さんから生み出される、それぞれの時代の女性を、3人できらきらと輝かせていけたらと思います」と、力強い意気込みを。
川栄も「以前、『とと姉ちゃん』に出演させてもらった際にヒロインの高畑充希さんがとてもパワフルですてきな方だったので、私も周りの方々にパワーを与えられるように楽しく明るく撮影に挑めたらなと思っています」と語っている。3名のコメント全文は、次ページを参照。
また、併せて公開されたビジュアルの撮影現場について、制作統括の堀之内礼二郎は「ヒロインの3人が顔をそろえるのはこの日が初めて。白い衣装に身を包み、緊張の面持ちでカメラの前でそれぞれが顔を合わせたその瞬間、緊張と憧れと喜びと感動が入り混じったような空気がほどけ、知らず知らずのうちに、その場にいた全員が笑顔に包まれました」と、心温まるエピソードを明かす。
さらに「命を受け取り、時間や努力を積み重ね、そうやって培った思いや役割を誰かに託していく。人の世は何千年も前からそういう風にして紡がれているのだと思い、ぬくもりを感じてもらえたら、この大変なご時世の中でも、自分の命の大切さや未来への希望を感じられるようになるのではないか。どうか、そうなって欲しいと願っています」と、視聴者へメッセージを寄せた。