武井咲、『黒革の手帖』SPで3年ぶりドラマ復帰「パワーをもらっていただけたら」

ドラマ
2021年01月07日

『黒革の手帖~拐帯行~』

武井咲が主演するドラマスペシャル『黒革の手帖~拐帯行~』(テレビ朝日系)が、1月7日(木)後8時から放送される。

原作は、作家・松本清張の名作小説。2017年7月期放送の連ドラの続編で、武井が悪女のヒロイン・原口元子を再び演じる。前作では元子がメガバンクから横領した1億8千万円と借名口座のリストが記された“黒革の手帖”を武器に銀座のママに上り詰めたが、ラストには警察の手が及んだ。

今作はそれから3年後が舞台。刑期を終えた元子が古都・金沢へ渡り、誰も自分を知ることのない地で再び頂点を目指しはい上がっていく姿を描く。共演は渡部篤郎、毎熊克哉、安達祐実、風間杜夫ら。前作に引き続き仲里依紗、高畑淳子、高嶋政伸らも登場する。

3年ぶりのドラマ復帰となる武井は「『黒革の手帖』は、私の人生の大事なポイントで携わらせていただいてきた、とても大切な作品。ドン底まで落ちたはずの元子がまたはい上がってくる様を、楽しんで演じることができました。皆さんも、そんな元子の姿を見て楽しみ、そしてパワーをもらっていただけたらうれしいです」と語っている。

武井咲(原口元子 役)コメント

3年ぶりとなる『黒革の手帖』を、いよいよ皆さんにお届けする日がやってきました。
もちろん「自信を持ってお届けできる!」という気持ちではあるのですが、作品って皆さんに受け取っていただいて初めて成立するものでもあるので、私個人としては、やはり不安な思いや怖いなという思いもあって、今はドキドキでいっぱいです。
今回、こうして再び原口元子を演じて、松本清張作品が代々受け継がれている理由や魅力を再確認できましたし、元子って“悪女”なのに、演じていてこんなにも気持ちがいいものだったんだ、とあらためて感じることができました。幅広い世代の方々が、それぞれの年代でどのようにこの作品を受け取ってくださるのか、その反応をまたお聞かせいただけるのが楽しみです。
『黒革の手帖』は、私の人生の大事なポイントで携わらせていただいてきた、とても大切な作品。ドン底まで落ちたはずの元子がまたはい上がってくる様を、楽しんで演じることができました。皆さんも、そんな元子の姿を見て楽しみ、そしてパワーをもらっていただけたらうれしいです。
2021年という新しい年が始まりました。大変な年だった2020年から、まだまだ大きく変わることはないかもしれませんが、この状況にしっかりと向き合って、少しでもポジティブに、そして優しい気持ちを持ちながら日々を過ごしていけたら、と思います。

<ドラマスペシャル『黒革の手帖~拐帯行~』あらすじ>
3年前、横領と恐喝の容疑で逮捕され、その後実刑判決を受けた原口元子(武井咲)。刑期を終え、出所した後、スーパーのパートとして出直そうとするも、運悪く『楢林クリニック』の看護師長・中岡市子(高畑淳子)と遭遇してしまうなど、うまくいかない日々が続いていた。
このまま東京にいるよりは、誰も自分のことを知らない土地で再出発しようと考えた元子は古都・金沢へ。偶然再会した『上星ゼミナール』の理事長で、元子とも因縁の深い橋田常雄(高嶋政伸)を通じ、日本屈指のITビジネス経営者で総売上1千億円を誇る神代グループCEO・神代周吾(渡部篤郎)を紹介してもらうと、彼が経営する高級クラブ『アルテローズ』でホステスとして働き始める。
天賦の才能と魅力であっという間に頭角を現し、ママを任されることになった元子。それまで『アルテローズ』でママを務めていた板橋レイナ(安達祐実)はもちろん怒り心頭。さらには銀座時代のライバルでもある山田波子(仲里依紗)までも現れて…。
そんなある日、神代を訪ねて森村隆志(毎熊克哉)という男が『アルテローズ』にやってくる。両親が営んでいた喫茶店を閉店させた上、父親を自殺に追い込んだ神代に復讐したい、という森村。顧客データを流出させ、金を得た森村に対し、元子は「その程度の復讐でいいのか」と尋ねる。
その後、ある出来事をきっかけに逃避行を余儀なくされた元子と森村。死を覚悟して行きついた海沿いにある静かな旅館での佐藤良樹(風間杜夫)とその妻との出会いによって、元子の人生は再び大きく動き始める。

©テレビ朝日

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