花江夏樹 コメント
僕が演じるのは、荒染右京という漫画家。(単行本を)39巻まで連載しているかなり売れっ子漫画家なんですが、少し髪の毛がボサボサなキャラクターで物事を笑顔でやんわり断るような人です(笑)。
ドラマの撮影は過去に一度だけ経験していますが、そのときはワンシーンでワンカットだけでした。今回のようにたくさんしゃべるのは初めてだったので、台本を渡された時から緊張していました。本業の声優は、(収録)当日に台本をもらってその場でせりふを演じるのが当たり前。“せりふを覚える”という文化が無いんです。だから、ちゃんと覚えられるかなと少し心配でした(笑)。
シーンを共にした上白石さんは本当に優しい方! 何度かお会いしたことがあり、お話していたので安心感がありました。
声優は漫画原作者の方とお会いする機会もあるので、実際にお会いした漫画家さんのしゃべり方や挙動も思い出しながら演じてみました。緊張しましたが、撮影はすごく楽しかったです! 僕なりの荒染を精いっぱい演じさせていただきましたので、ぜひオンエアを楽しみにしていただきたいです。
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