上野樹里主演の“月9”ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の第13話(2月8日(月)放送)に、赤楚衛二がゲスト出演することが決定した。赤楚は本作が初の月9ドラマ出演で、上野とは初共演となる。
本作は、2019年7月期に放送された、主人公で法医学者の万木朝顔(上野樹里)と、父でベテラン刑事の万木平(時任三郎)が、さまざまな事件と遺体に向かい合い、かたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくヒューマンドラマの続編。月9ドラマ初となる2クール連続で放送される。
第13話で赤楚が演じるのは、物語のキーパーソンとなる亡くなった女性の隣人・宮田市郎。朝顔たちの元に65歳の女性の遺体が運ばれてくる。女性はいわゆる独居老人で、自宅で1人、孤独に亡くなっていた。朝顔たちが解剖を始めると、女性は両手足の指、さらには臓器までもが壊死していた。
解剖の結果、女性は敗血症により亡くなったことが分かった。敗血症は、細菌などの病原体が血管内に入って体中に広がることで発症し、全身が炎症反応を起こしているような状態になる。朝顔は何が原因で女性が敗血症になったのか調べるため、女性が1人で暮らしていた集合住宅の部屋を訪れる。
女性の部屋は一見、特に変わったところはないが、冷蔵庫を空けると、1人暮らしにしては食材の買いだめが多いように見られ、中でも肉類がふんだんに詰められていた。
続いて朝顔は女性が暮らしていた部屋の隣に住む宮田市郎(赤楚)に、ここ数日で何か気付いたことはないか、話を聞きに行く。すると亡くなった女性は、「作りすぎた」と言っては頻繁に宮田に料理のお裾分けをしていたらしく、女性が亡くなる前日も宮田はハヤシライスのルーをもらったことを明かす。宮田はまだルーに手をつけておらず、朝顔は、そのルーを法医学教室に持ち帰り、調べさせてほしいと頼む。
赤楚衛二 コメント
◆『監察医 朝顔』に出演することになり、初めての月9ドラマともなりますが、あらためて感想をお願いします。
「ずっと見る側だった月9に出演させていただけて光栄です」
◆撮影はいかがでしたでしょうか?
「上野樹里さんをはじめ、杉本哲太さん、三宅弘城さんとお芝居できてなんてぜいたくな1日なのだろうかと思いました」
◆視聴者へ見どころなど、メッセージをお願いします。
「近隣の人とのつながりが希薄になった一人暮らしの男の役を演じてみて人の温かみ、他人との距離感をすごく考えさせられました。短いシーンではありますがぜひお楽しみください」
プロデューサー:金城綾香(フジテレビ第一制作室)コメント
「赤楚さんとはいつかお仕事をご一緒したいと思っていました。『監察医 朝顔』にご出演いただけて、とてもうれしいです。短いシーンではありますが、細かい表情の変化でもって繊細なお芝居を見せていただきました。朝顔らと会話した後の宮田がどう感じるようになったのか、物語としては描きませんが、赤楚さんの表情が全てを物語ってくださっています」
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