大河ドラマ『麒麟がくる』に出演する帰蝶役の川口春奈からコメントが届いた。
川口はこれまでの収録を振り返り、「『麒麟がくる』で帰蝶の役を演じることができて、自信と誇りをもてたと同時に、この物語の中に少しでも携わることができたことは奇跡だなと思っています」とコメント。
役柄については「父・道三(本木雅弘)の思いや、自分がやらなくてはいけないという宿命を背負い、時に手段を選ばないときもありましたが、帰蝶は最後まで強い信念を持ち、かしこくてパワフルな女性だったと思います」と。
そして「これまで信長(染谷将太)を支えてサポートしたり、プロデュース的なこともしてきましたが、帰蝶もただ単に『あいつを討てばよい』と言っているわけではなく、その裏側にはどのような思いがあったのか、ご覧いただいている方に最後まで伝わるとうれしいです」とメッセージを送った。
最後に、第43回で描かれる光秀(長谷川博己)と帰蝶のシーンについて「とても切ない身の引き方となりますが、明るい未来への希望を忘れず、帰蝶らしく十兵衛に自分の思いを伝えたんだと思います。とてもすてきなシーンになっていると思います」とアピールした。
番組情報
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合ほか
毎週(日)後8・00~8・45
©NHK