天王洲アイルで育った幼なじみの2人の恋模様を描いた、東京23区内初のTwitterドラマ『はつ恋とビー玉 ~10の約束~』が2月5日(金)から配信スタート。本作で優希を演じた越智ゆらのさんと、1つ年上の武流を演じた小南光司さんにインタビュー。取材中、終始和気あいあいとした掛け合いを見せてくれました。
◆お2人ともPopteenモデルご出身ですね。以前から面識はあったんですか?
小南:いえ…面識はなかったですね。
越智:いやいやいや!(笑)もうめちゃくちゃ仲良しでした! Popteenって学校みたいな環境なので、本当の友達のようにいつもわちゃわちゃしていました。
小南:(笑)。本当は越智さんがまだ17歳で、僕が21歳くらいの時から一緒にお仕事している仲です。
◆では共演が決まった時はうれしかったんじゃないでしょうか?
越智:いえ、以前から仲が良かったからこそ共演するのはすごく恥ずかしくて正直嫌だなと思っていました。でもクランクインしてからは小南さんが優しくリードしてくださって、空き時間まですごく楽しく過ごすことができました。
小南:越智さんにリラックスしてもらえるように、お芝居を楽しんでもらえるようにいろいろ頑張ったので「楽しかった」と言ってもらえて良かったです。
越智:そこまで考えてくれてたの? そういえば「しながわ水族館」での撮影の合間に「こっちにこんな魚いるよ~」って私のことを子供扱いして笑わせてくれたり、リラックスさせようとしてくれていましたね。
小南:越智さん、ノリが良い人や一緒に楽しんでくれる人が好きだって言っていたので実践してみたんです。
◆撮影の合間も優希(越智)と武流(小南)のような関係性だったんですね。
越智:空き時間もお芝居でせりふを掛け合うシーンみたいなやりとりを普通にしていたので、監督やスタッフさんから「2人とも役とそのまんまじゃん!」って言われていました(笑)。
小南:普段の僕と越智さんもそのままなので、撮影前の関係づくりに苦労しなかったですし、撮影は本当に楽しかったです。
◆本作は品川区を舞台にした物語です。特に印象的だった撮影場所を教えてください。
越智:私は「天王洲アイル第二水辺広場・天王洲ふれあい橋」です。夜、ライトアップされるとすごくきれいなんですよ。身近な場所にこんなすてきな場所があることを知って、いつかデートで行きたい場所だなと思いました。
小南:僕は「武蔵小山」です。商店街がすごく大きくて歩いているだけでもワクワクしました。撮影では、ヨーグルト味が有名な「タケヤ・デザートイン」というジェラート屋さんに行ったんですけど、そこのジェラートがめちゃくちゃおいしいんですよ! 店員さんもすごく優しくて、武蔵小山ではそんな人の温かさも感じることができました。
越智:そこで私がジェラートをひと口落としちゃって、「あっ!」って言ってるシーンも使われてたんだけど見た?
小南:そんなことあったの?(笑)後で見ます!
越智:ほかにも魅力的なデートスポットがたくさん出てくるんですけど、品川区に住んでいる方でも知らない場所きっとあるんじゃないかな。だからこのドラマを通して、たくさんの方に品川区の魅力を再確認していただきたいです。
小南:Twitterドラマなので、実際にTwitterを開きながら「あ! あのシーンのロケ地ここだ!」ってできるじゃないですか。実際に足を運んで、僕たちが演じたシーンを再現していただけたらうれしいな。
越智:あ~それやってほしい!
小南:それをTwitterのハッシュタグ「#はつびー」を付けて載せていただきたいです!
越智:えっ、そのハッシュタグ、ダサい!(笑)…でもそうか、『はつ恋とビー玉』だから。ぜひ「#はつびー」で拡散していただけたらうれしいです(笑)。
◆Twitterドラマで1話約2分になります。スマートフォンで気軽に見られるのが良いですよね。どんな方に見てもらいたいですか?
小南:おじいちゃんやおばあちゃんに見ていただいて、青春をもう一度味わっていただきたいですね。
越智:ねえ!(笑)私は特に女の子に見ていただいてときめいてもらいたいです! それで作品が拡散していって、品川区に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんにまで届いたらうれしいです!
小南:ぜひたくさんの人に楽しんでいただきたいです!
◆お2人ともモデルからお芝居の仕事に活躍の場を広げられるようになってから、自分の中で何か変化したことはありますか?
越智:自分の中で変わったことではないんですけど…。
小南:待って、自分の中で変わったことじゃないの?(笑)
越智:これから良いこと言おうとしてるからちょっと待って!(笑)そうですね、モデルは“越智ゆらの”として自分や服をどれだけきれいにかわいく見せるか、求められていることがどれだけできるかを考えて表現する仕事だと思っているんですけど、女優の仕事は少し違うなと思っていて。お芝居では役があって、与えられた役にはまっていかなければならないし、役の代わりができる人はいくらでもいるので。だからこそ自分自身を求めてもらえるように、内面も含めて成長しなければならないなと思うようになりました。
小南:やっぱりこういう世界では唯一無二の存在になりたいよね。僕も皆さんから求められる役者さんになりたいって思っているのですてきな考えだなと思います。
◆最後に本作の見どころや楽しみにしてくださっている皆さんへメッセージをお願いします!
小南:2人のむずがゆい恋愛模様やもどかしくてうずうずする感覚が、見てくださる皆さんにも刺さってくれるんじゃないかなと思います。品川区のすてきな場所もたくさん出てくるので、ロケ地にも足を運んでいただいて、優希と武流はここでこういうやりとりをしたんだなっていうのを、生の肌で実感するのも1つの楽しみ方なんじゃないかなと思います。
越智:思わず、にやっとしてしまうシーンや、わっと驚くシーンでときめてもらえたらうれしいですね。こんな身近な場所にこんなすてきな場所があったんだっていう発見をしながら楽しんで見ていただけたらうれしいです。
PROFILE
越智ゆらの
●おち・ゆらの…1998年10月18日生まれ。大阪府出身。元Popteenモデルで現LARMEレギュラーモデルとして活躍中。主な出演作に、映画「兄に愛されて困ってます。」「おさざき恋愛四鏡」などがある。
公式Twitter:https://twitter.com/yulayula8
小南光司
●こみなみ・こうじ…1994年12月12日生まれ。神奈川県出身。主な出演作に、映画「いつまでも忘れないよ」「ニート・ニート・ニート」、ドラマ『チョコレート戦争 ~朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり』などがある。
公式Twitter:https://twitter.com/nanokyanon_1212
番組情報
Twitterドラマ『はつ恋とビー玉 ~10の約束~』(全12話)
2021年2月5日(金)後6・00よりTwitterで配信スタート
以降毎週(月)(水)(金)後6・00配信
配信Twitterアカウント:@hatsukoi_bdama
出演:越智ゆらの、小南光司、土屋りほ、数井琥恩、松岡里英
監督:川野浩司
脚本:吉田なが乃
<STORY>
品川区のウオーターフロント・天王洲で生まれ育った幼なじみの優希(ゆき)と1つ年上の武流(たける)。子供のころからずっと好きだった武流に思いを伝えられないまま大学4年生になった優希は、ある事情から品川区を離れなければならなくなる。その前に、武流とデートをして初恋の思い出を残したい優希は、10年前に交わした約束を果たしてもらうことを口実に、武流と「10回デートをする」という約束を取り付ける。子供時代の思い出の場所を歩いたり、武流のお薦めスポットに出かけたり。デートを重ねて、だんだん距離が縮まっていく2人だったが…。
『はつ恋とビー玉 ~10の約束~』公式Twitter:https://twitter.com/hatsukoi_bdama
しなロケ公式サイト:https://shinagawalocation.jp/
©品川区
●photo/中村圭吾 text/山村千晴 hair&make/谷本明奈(小南)styling/OBU-(小南)