2021年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合ほか)岡山編の出演者が決定。松村北斗(SixTONES)、村上虹郎、YOUら全12名が発表され、コメントも到着した。
『カムカムエヴリバディ』は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀が、ラジオ英語講座と、あんこ・野球・ジャズ・時代劇を題材に書き下ろす“朝ドラ”第105作。この度、ヒロイン・上白石萌音演じる橘安子をとりまく新たな出演者として、松村北斗、村上虹郎、YOUら全12名が発表された。
発表を受けて、上白石は「あまりにもすてきで心強い顔ぶれに、何度もキャスト表を読み直しては心を躍らせています。皆様のお顔やお声を想像しながら脚本を読むと、ただでさえ愛おしくてたまらなかった登場人物たちに体温が宿り、物語がいっそう鮮やかに色付くのを感じます」と思いを語る。
そして、朝ドラ初出演となる松村が演じるのは雉真繊維の社長・千吉の長男、雉真稔(きじま・みのる)役。出演にあたり、松村は「キャラクターとして演じる稔と僕自身は大きく違います。しかし、台本を読んだ段階からこの役を満喫できる確信がありました! 皆さんの朝の楽しみの一要因になれれば幸いです」と視聴者へメッセージを送った。
同じく初出演となり、稔の弟・勇(いさむ)を演じる村上は「朝ドラに参加させて頂くのは初めてなので各話のキュッとした尺とリズムをすぐにつかめるものなのか未知の世界ですが、それも含めて楽しめたらなと思います」を意気込みをのぞかせる。上白石とキャスト全12名からのコメント全文は、次ページ以降を参照。
さらに、本作の音楽を米米CLUBやBIG HORNS BEEなどのバンド活動と並行して、映画やCM、ドラマなどの音楽を手がける金子隆博が担当することも発表されている。
橘安子役・上白石萌音 コメント
あまりにもすてきで心強い顔ぶれに、何度もキャスト表を読み直しては心を躍らせています。
皆様のお顔やお声を想像しながら脚本を読むと、ただでさえ愛おしくてたまらなかった登場人物たちに体温が宿り、物語がいっそう鮮やかに色付くのを感じます。
顔を見合わせて岡山ことばのセリフを交わせる日が、今から待ち遠しいです。胸をお借りして、たくさん勉強させていただきます。
出来たての和菓子のように温かくて幸せな空気感を、ぜひ楽しみにお待ちください。
雉真稔役・松村北斗(SixTONES)コメント ※連続テレビ小説初出演
この度、初めて朝ドラに参加させていただくことが決まり、本当にうれしいです。
キャラクターとして演じる稔と僕自身は大きく違います。
しかし、台本を読んだ段階からこの役を満喫できる確信がありました!
皆さんの朝の楽しみの一要因になれれば幸いです。
雉真勇役・村上虹郎 コメント ※連続テレビ小説初出演
脚本を読ませていただいて、朝ドラってこんなにまっすぐでまぶしいのかと、そのエネルギーに面食らってます。
朝ドラに参加させて頂くのは初めてなので各話のキュッとした尺とリズムをすぐにつかめるものなのか未知の世界ですが、それも含めて楽しめたらなと思います。
橘金太役・甲本雅裕 コメント
朝ドラへの出演は『カーネーション』以来10年ぶりで、更に私の生まれ故郷岡山からスタートということでテンション上がってます!
私の役は菓子職人なので、極上のあんこのように甘さと塩味のバランスのとれた作品になるよう、いい意味で苦しみ、そして見て下さる方々には純粋に「楽しい」と感じて頂けるよう切磋琢磨に努めたいと思います。
テレビの前に〜カムカムエヴリバディ〜!
橘算太役・濱田岳 コメント
今回、大阪(放送局)チームの皆様と作る朝ドラに出演できることを大変うれしく、光栄に思っております。
関西の方々を始め、全国の方々の朝に、1日の1歩めの元気をお届けできるよう、頂いたキャラクターと共に、進んでいきたいと思っております。
橘小しず役・西田尚美 コメント
2度目の連続テレビ小説の出演、とてもうれしいです。
以前は『マッサン』での出演で広島のことばを。
今回は安子の母になり、岡山のことばを話します。私は生まれは広島ですが、実は小学1年生まで岡山に住んでいました。どなたかご存知だったのでしょうか?
藤本(有紀)さんの脚本を読んでいるとなぜだか、自分の父母や祖父母、曽祖母とのことが思い浮かんで、愛おしくて心がぎゅっとなります。
このすてきな物語の一員になれることを抱きしめて。これからの撮影に臨みたいと思います。よろしくお願い致します。
橘ひさ役・鷲尾真知子 コメント
最初のヒロイン安子のおばあちゃん・ひさを演じさせていただきます。
とても柔らかくてひなたのにおいのするような、まるで日向ぼっこをしているみたいなドラマになったらいいなと思っています。
演出ディレクターとキャラクターの話や衣装・ヘアメイクの話をして、どんどん役のイメージが沸いてきました。
息子役の甲本さんにも久しぶりにお会いして撮影が楽しみです。
そして、日ざしのにおいのする縁側でひなたぼっこして気持ちいいなと思った時の思いを、たおやかなひささんの中にずっと持ち続けながら演じていきたいと思っています。
橘杵太郎役・大和田伸也 コメント
朝ドラ出演は、私にとって、故郷に帰ってきた思いです。数十年前、『藍より青く』で俳優として世に出ることができたからです。天草で青春をおう歌していたが、戦争で新妻と引き離される青年の役でした。
そして今回、ヒロイン・上白石さんの祖父を演じることになり、とてもうれしい気持ちで一杯です。
頑固だけど優しい、和菓子屋の親方として、橘家、あの時代の日本の家族を、あんこのように、あたたかく見守ることができればと思っております。
水田きぬ役・小野花梨 コメント ※連続テレビ小説初出演
パワフルなキャストの皆様と共に、賢く優しいきぬちゃんとしてこの作品に参加できることがとてもうれしいです。
戦前、戦時中の状況を知らない私ですが作品を通して当時のことを経験できることも大きな財産になると思いました。
歴史ある朝ドラに出演できる喜びをかみしめながらきぬちゃんというすてきな女性を愛し演じていきたいです。よろしくお願い致します。
水田卯平役・浅越ゴエ(ザ・プラン9)コメント
晴れの国・岡山で生まれ、高校卒業まで岡山で過ごしたザ・プラン9の浅越ゴエです。
今回の舞台の1つに岡山が選ばれたことを聞いた時は大変うれしく思っておりました。視聴者として…。しばらくして、その作品に参加できると聞き、頭の中で大きな雷が鳴り響きました!
しかし、その後は雨は降らず、すぐに喜びという晴れ模様となりました。人生最大級の緊張をすることは確定していますが、ご一緒する皆さんと晴れやかに楽しみたいと思います!
雉真千吉役・段田安則 コメント
私自身には全くないものを持つ、千吉という明治生まれの男性に非常に心ひかれました。
状況を見極め事業を広げていく、骨太だけど実は心優しい千吉の人生を、じっくり味わいながら演じたいと思います。そして久しぶりのBK朝ドラの出演、とてもうれしいです。
個性豊か過ぎる共演者のみなさま、スタッフのみなさまとともに、100年の物語をあたたかくスタートできるよう撮影に臨みます。よろしくお願いいたします。
雉真雪衣役・岡田結実 コメント ※連続テレビ小説初出演
作品に参加して欲しいというお声をかけて頂いて、すてきなスタッフさんたちと仕事ができることが泣くほどうれしかったあの時を忘れません。
そして、キャスト陣の皆様の名前を聞いた時にその世界の1人として生きられることが、もうすでに幸せです。雪衣が雪衣として、そこに生まれた意味を感じながら必死に食らいついていきたいと思っています。
そして親子3世代で紡いだ物語『カムカムエヴリバディ』を見た方の心の中が温かくなるように踏ん張ります。
雉真美都里役・YOU コメント ※連続テレビ小説初出演
参加させていただけるということで、光栄に思っております。お着物だったり、地方の言葉だったりもするので、まるで経験のないことばかりです。
私はもう年をとっていますが(笑)、スタッフの方、役者の皆さんに、素直になんでもお聞きして、勉強させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
番組情報
2021年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
NHK総合ほか
毎週月〜土曜日 前8・00〜8・15ほか
©NHK