阿部寛主演の日曜劇場『ドラゴン桜』4月期放送決定

ドラマ
2021年02月10日

『ドラゴン桜』

新型コロナウイルスの影響で放送延期が発表されていた阿部寛主演の日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)が、4月期に放送されることが決定した。

原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で2018年から連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」。2005年7月期に金曜ドラマ枠で放送され、社会的ブームを巻き起こした『ドラゴン桜』の15年後を描く続編で、今の時代の日曜劇場でやるべきエッセンスを入れたドラマオリジナルの展開が予定されている。

前作では、倒産寸前・低偏差値の私立龍山高校にやってきた主人公の弁護士・桜木建二(阿部)が、龍山高校を超進学校に生まれ変わらせようと生徒と共に奮闘する姿が描かれた。歯に衣着せぬ物言いをする桜木の姿は、受験生のみならず多くの若者に勇気を与えた。

また、前作で大きな話題となったのが、東京大学合格のための“桜木メソッド”と呼ばれる勉強法。「1日16時間勉強法」を徹底し、物理の公式の実践、卓球やトランプをしながらの計算など、突飛だが理にかなったそれらの勉強法は視聴者を驚かせた。

前作から16年がたち、現在の大学受験は、これまでの知識詰め込み型の“記憶力試験”から“実践的な学力を測る試験”へと移行。これは、DX(デジタルトランスフォーメーション)などに代表されるように、社会で必要とされる力が変わってきたことによる必然ともいわれている。ドラマでは、“2021年度新受験戦争”に向けてスタートダッシュができる4月だからこそ、時代に合わせて進化した勉強法と受験への心得が描かれる。

また、前作で「東大クラス」の生徒役を演じた山下智久、長澤まさみ、小池徹平、新垣結衣、中尾明慶、紗栄子といった面々は、ジャンルを超えて活躍する世代のトップランナーに。今作で桜木が向き合うことになる生徒たちも、1000人にも及ぶ応募の中から選考された。

さらに今作は、生徒たちが抱える現代ならではの悩みを描きながら、大人が抱える子育ての悩みや、口を開けば「パワハラ」だと騒ぐ部下へのうっぷんなど、モヤモヤする毎日を生きる大人たちも、日曜の夜にスカッと爽快な気分になれるストーリーになるという。

身近にいたら敬遠されがちだが、どこかで人々が求めている強いリーダー・桜木建二が、強さと共に、愛情を持って生徒に寄り添っていく本作。パート1から桜木が「つべこべ言わずに東大に行け!」と言い続けてきたその最大の理由が熱く、深く、繊細に描かれる。

プロデュース・飯田和孝 コメント

この春、ようやく『ドラゴン桜』を皆さまにお届けできることになりました。
原作の三田先生も仰っていますがある意味で“スポ根ドラマ”です。その中に的確に時代を捉え、現代の若者の姿を写している繊細さがあります。阿部寛さん演じる主人公の桜木建二は、若者たちを超俯瞰で見ているようで、深い部分では気にかけている人物です。そんな桜木が、令和の若者にどう向き合っていくのか、注目してもらえたらと思っています。
東大合格&受験必勝メソッドはもちろん、子を持つ親御さん、部下の扱いに悩む上司の皆さん、後輩が生意気で困っている先輩の皆さんが明日から使える桜木メソッドもご紹介します。
日曜の夜に「月曜から頑張ろう!」と思える、元気の出るエンターテインメントをお届けできたらと思っています。頑張ります!

『ドラゴン桜』

日曜劇場『ドラゴン桜』
TBS系
2021年4月スタート
毎週日曜 後9・00~9・54

この記事の写真

©TBS

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