小日向文世、草刈民代が竹野内豊主演の月9ドラマ『イチケイのカラス』出演決定

ドラマ
2021年02月20日

『イチケイのカラス』

俳優の小日向文世と草刈民代が、4月スタートの竹野内豊主演、黒木華共演のフジテレビ系月9ドラマ『イチケイのカラス』に出演することが分かった。小日向の月9ドラマ出演は『コンフィデンスマンJP』(2018年)以来約3年ぶり、草刈は月9ドラマ初出演となる。

本作は、浅見理都による人気リーガルコミック『イチケイのカラス』(講談社モーニングKC刊)をドラマ化。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちお(竹野内)と、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木)らイチケイメンバーの活躍を描く。

小日向が演じるのは、イチケイの部長であり、みちおが師と仰ぐ伝説の刑事裁判官・駒沢義男。任官してから30年以上ずっと刑事裁判官一筋のベテランであり、いつもニコニコと笑みを絶やさず、ユーモアに満ちた温厚な人物。マイペースなみちおを温かく見守り、時にはみちおに反発する坂間を諭し導いていく。

自身の経験を基に“刑事裁判官の心構え”をまとめた本を自費出版しており、「裁判官人生が変わるから」と、事あるごとに坂間に売りつけようとするセコい一面も。その目的はスマホゲームに課金するための資金稼ぎであり、イチケイメンバーにとってはおなじみの光景だ。

出世コースに縁が無いまま、62歳にしてイチケイの部長止まりである駒沢だが、実は有罪率99.9%といわれる日本の刑事裁判において、30件あまりの無罪判決に関わっている伝説の裁判官。かつてみちおが弁護士バッジを捨てるきっかけとなったある事件の裁判にも深く関わっており、みちおを裁判官の道へ導いた師でもある。

草刈が演じるのは、エリート中のエリート、最高裁判所判事・日高亜紀。日高は、最高裁判所長官1名、最高裁判所判事14名の計15名で構成される最高裁判所裁判官において、女性初となる最高裁判所長官のポストに最も近いと言われている超エリート。坂間の司法研修所時代の上席教官であり、同じ長崎県出身の女性裁判官として、何かと坂間のことを気に掛けている。

坂間にはいずれ、司法のトップである最高裁事務総局でキャリアを積んでほしいと考えており、事件の処理件数が信じられないほど少ないイチケイを立て直すために坂間を送り込んだ。そんな日高のことを坂間は尊敬し慕っており、彼女の前ではつい長崎弁が出てしまうほど気を許している。

実はこの日高こそが、みちおが弁護士バッジを捨てるきっかけとなった裁判で裁判長を務めていた人物。長い月日がたった今でもなお、みちおにとって日高は因縁の相手であり、一方、日高にとってもみちおの存在は目障りであり、坂間を使ってみちおに関する情報を収集しようとするなど警戒心を抱いている。

小日向文世 コメント

『イチケイのカラス』

「刑事裁判官と書記官がメーンのドラマは今までにない新しい試みだと思いました。駒沢は柔らかい人柄で、裏表なく、真実に対してとにかく真面目に向き合っている人です。自分が裁判官の道に引っ張ったみちおと、イチケイに新しく入ってきた坂間の2人を、まるで自分の子供かのようにほほえましく見守っている、そんな温かい存在でありたいと心がけています。竹野内さんは自分のペースをしっかりお持ちで、いつも柔らかい空気感をまとった方です。一方、黒木さんはしっかり者のすてきな女優さんです。マイペースでほわっとしているみちおと、常にピシッとしている坂間。そして、ニコニコしながらそれを見ている駒沢。いいチームワークだと思います。少し堅い話かなと思われるかもしれませんが、今までに見たことがない世界を知ることができる内容になっていますし、魅力的な俳優陣がそろっていて面白いです!ぜひご覧ください」

草刈民代 コメント

『イチケイのカラス』

「米連邦最高裁判事だったルース・ベイダー・ギンズバーグさんのドキュメンタリー番組を見て、“なんてカッコいい人だろう”と思っていました。それが、まさか自分が最高裁判事を演じることになるなんて。日本に15人しかいない特別な存在です。イチケイの個性豊かな裁判官とはまた違うタイプの裁判官の姿をお見せできればいいなと思っています」

プロデュース:後藤博幸(フジテレビ第一制作室)コメント

「小日向さんは“伝説の裁判官”、草刈さんは“最高裁判事”と聞くと、共にお堅い鉄仮面のようなキャラクターイメージが先行しますが、シーンによって少しオフモードになった際のお二人の人間味あふれるお芝居にこそご注目いただきたいです。さらに、主人公・みちおと過去に深い関わりを持つキャラクターでもありますので、物語の中盤以降、その因縁を踏まえた驚きの展開が訪れます。1話から張り巡らされた伏線をお見逃しなく!

番組情報

『イチケイのカラス』
フジテレビ系
2021年4月スタート
毎週(月)後9時~9時54分

<出演者>
竹野内豊、黒木華、新田真剣佑、草刈民代、小日向文世 他

<スタッフ>
原作:浅見理都『イチケイのカラス』(講談社モーニングKC刊)
脚本:浜田秀哉(『絶対零度』シリーズ、『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』他)
音楽:服部隆之(『HERO』シリーズ、『半沢直樹』シリーズ他)
プロデュース:後藤博幸(『SUITS/スーツ』シリーズ、『ほんとにあった怖い話』シリーズ他)、有賀聡(ケイファクトリー)(『カンナさーん!』『初めて恋をした日に読む話』他)、橋爪駿輝(『嫌われる勇気』『ペンション・恋は桃色』他)
編成企画:高田雄貴(『刑事ゆがみ』『黄昏流星群』他)
演出:田中亮(『コンフィデンスマンJP』『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』他)、星野和成(『チーム・バチスタ』『SUITS/スーツ2』他)、森脇智延(『SUITS/スーツ』シリーズ、『ほんとにあった怖い話』シリーズ他)、並木道子(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『モトカレマニア』他)
制作協力:ケイファクトリー
制作・著作:フジテレビ第一制作室

©フジテレビ

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧