岡崎紗絵が『監察医 朝顔』でシングルマザー役に初挑戦「相手があってのお芝居だと実感しました」

ドラマ
2021年03月01日

『監察医 朝顔』

女優の岡崎紗絵が、上野樹里主演の“月9”ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)の第17話(3月8日(月)後9時~9時54分)に出演することが分かった。岡崎は、自身初のシングルマザーという役どころに挑む。なお岡崎と上野は今回が初共演となる。

第17話では、朝顔(上野)たちの元に生後8か月の乳児の遺体が運ばれてくる。母親の田崎直子(岡崎)が食事の準備で目を離した隙に亡くなっていたそうで、朝顔たちが解剖をした結果、プラスチック製のおもちゃが気管に詰まったことによる窒息死であることが分かった。

乳児が誤っておもちゃを飲み込んでしまったのではないかと推察する朝顔だったが、野毛山署の刑事たちは虐待の可能性はないかと問う。乳児の遺体で気になるところは、背中が赤く腫れていることくらいで、ただし、これも飲み込んだものを吐かせようと直子がたたいたからだと思われ、虐待を示す痕跡は見られず、なぜ刑事が虐待を疑うのか戸惑う朝顔。

しかし刑事は、幼い子供が亡くなった際にはやはり虐待の可能性を考慮する必要があると話し、その上で、直子はシングルマザーで生活が苦しかったらしく、さらに乳児が亡くなってからの態度がどこか人ごとのようで悲しんでいるように見えないのだという。

当の直子は、無表情でスマホを打ちながら法医学教室前で待っていたが、解剖が終わったことを告げられると、乳児の遺体には「会いたくない」と言い残して帰ってしまい、そのまま連絡が取れなくなる。

岡崎紗絵 コメント

◆『監察医 朝顔』に出演されることになり、あらためて感想をお願いします。

「うれしかったです。それと同時に難しい役でもあったので緊張感もありました。シリーズで続いている人気作品に携わることができたことをとても光栄に思います」

◆シングルマザーという初の役どころであるだけでなく、田崎直子はかなりの難役であったかと思いますが、演じていかがでしたでしょうか?

「葛藤のサイズが大きいので、超えるところがたくさんあってとても難しかったです。手探りでやりながら、キャストの皆さんの空気にも助けていただいて、田崎直子を創りました。やはり相手があってのお芝居だとあらためて実感しました」

◆上野樹里さんとは初共演となりますが、撮影現場はいかがでしたでしょうか?

「とても明るくて笑顔にあふれていて、チーム感がしっかりある現場だと思いました。上野さんをはじめキャストの皆さんが優しく迎え入れてくださって、安心して現場にいることができました。学びがたくさんあってとても勉強になりました」

◆見どころなど、メッセージをお願いします。

「“当たり前”とはなんなのか。人それぞれの受け入れ方、物の見方があるのだとあらためて考えさせられるお話になっていると思います。私自身、このドラマの温かい空気に触れて気持ちが軽くなるような感覚がありました。このじんわりと温かい空気感が伝われば幸いです」

プロデューサー:金城綾香(フジテレビ第一制作室)

「お子さんを亡くした母親の役を演じてくださいました。『教場II』での力強いまなざしと打って変わって、光のない無気力な目をしており、真意は物語の最後まで分かりません。ただ岡崎さんのお芝居が彼女の未来の方向性をちゃんと示してくださっていますので、ぜひ楽しみにご覧ください!」

『監察医 朝顔』
フジテレビ系
第17話 3月8日(月)後9時~9時54分

©フジテレビ