黒島結菜が沖縄料理に夢をかけるヒロインに!連続テレビ小説『ちむどんどん』制作決定

ドラマ
2021年03月03日

2022年度前期連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合ほか)の制作が決定。黒島結菜がヒロインとして出演することも発表された。

沖縄本土復帰50年を迎える、2022年。復帰以来、多くの沖縄の若者たちが本土へと仕事や夢を追いかけて渡っていった。コロナ禍に見舞われ、かつてなく孤独や孤立が問われる今の時代にこそ、遠く離れ、会えなくても、心はつながって支え合う。

本作はそんな美しい家族とふるさとの物語で、羽原大介の脚本によるオリジナル作品だ。タイトルの『ちむどんどん』とは、沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)」が高鳴る様子。現地では、若者たちまで知っている有名なことばなのだという。

今回、黒島結菜が演じるヒロインの比嘉暢子は、復帰前の沖縄「やんばる」地方で生まれ育ち、復帰とともに東京で働き始める。家族の絆に励まされながら、やがてふるさとの「食」に自分らしい生き方を見いだし、沖縄料理の店を開くことに。

また、暢子は4人兄妹の次女で、兄・姉・妹を持つ。4人はそれぞれに異なる道を歩み、気持ちが離れてしまう時も…。それでも、ふるさとである沖縄の味と思い出が4人の心をつないでいた。困難や挫折に見舞われ、誰かが心折れそうな時には互いに身を削り、支え合っていく。そうして大人への階段をのぼっていく、4兄妹のドラマが繰り広げられる。

発表にあたり、羽原は「沖縄の『復帰50年』と言われた時は身構えたけど、1972年前後の沖縄を改めて学び、取材を重ねるうちに、プレッシャーはモチベーションへと変わりました。いつの時代、どこにいても、人々がその環境で精いっぱい生きる姿は同じと思えたからです」と。

続けて「毎朝ドラマを見て下さる皆さんが、『今はちょっとしんどくても、コツコツやってれば明日はきっといい日になる』、そう思ってもらえる物語を、信頼するスタッフや出演者の皆さんと共に、じたばたと紡いで行ければと思っています」と意気込みをのぞかせた。

併せて、ジョン・カビラが語りを務めることも決定。自身も沖縄出身で「1972年復帰の年に東京に移住したウチナーンチュの私、実は自分の歴史とも『奇跡のシンクロ』なんです」と喜びを述べている。

番組情報

2022年度前期連続テレビ小説『ちむどんどん』
NHK総合ほか
毎週月〜土曜日 前8・00〜8・15ほか

NHK_PR(黒島結菜コメント動画公開中):https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/preview.html?i=28120

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