A.B.C-Zが主演を務めるドラマ『ワンモア』(メ~テレほか)の完成報告イベントが行われ、A.B.C-Zの5人が役衣装で登壇した。
本作は、定時制高校を舞台に、それぞれに事情を抱えながらも、他人の人生と触れ合うことで自らと向き合い成長していく5人の若者の姿を描く、A.B.C-Z初の学園ドラマ。戸塚祥太演じる執行猶予中の火村、塚田僚一演じるシングルファザー・空田、五関晃一演じる新人教師・水野、河合郁人演じる無気力教師・地井、橋本良亮演じる心を閉ざした生徒・風間が始めは互いにぶつかり合いながらも、次第に心が揺れ動き始めていく様子を描き出す。
2019年4月にA.B.C-Z×メ~テレ企画として放送されたドラマ『ぼくらのショウタイム』のイベントを行った際に、橋本が「学園モノをやりたい」と言ったことから制作が進められたという本作。そんな橋本は「僕が“学園ドラマをやりたい、やりたい!”ってけっこうプッシュさせていただいて」と当時を振り返るも、「今回の台本を読んだときも楽しいなとは思ったんですけど、正直僕が思っていた学園ドラマではなかった(笑)」と率直な感想を明かし、メンバーは大爆笑。「僕が想像していたのは、少女漫画に出てくるような、みんなブレザーを着ていて手をつないでデートとかに行くやつ…」と本音を吐露しつつも、「だから、いい意味でもっと楽しめました(笑)!」と笑顔を見せた。
いっぽう、河合は「この年で学園ドラマができるのはうれしかったんですけど、僕と五関の場合は先生役なので、ちょっとね…生徒役に憧れたよね。あっメンバー内で生徒と生徒に分かれるんだっていう驚きもあった」と話し、五関が「俺らはそこのびっくりもあったよね。あと、ちょっと細かいことを言うと(河合は)担任で僕は副担任なので、あっ河合の下なんだって…いろんな驚きがありました」と笑いをさそうと、河合が「そこはいいでしょ(笑)!」とツッコんだ。
また、劇中でさまざまな学園ドラマの教師の真似をしている五関は「正直、僕もリアルタイムでは見たことがない役とかもあったんですけど、衣装も含め資料としてちょっとした映像も用意してくださって。そういうのを見ながら練習ししたおかげで完璧だったんじゃないかな」と自画自賛。「これ、あんまり自分で言うことじゃないのかな…“あっ俺、カメレオン俳優だ!”って思いました。役作りをしたというか、憑依した感じ」と熱弁した。
さらに、『ぼくらのショウタイム』でプロデューサーを務め、本作にもカメオ出演しているよゐこ・濱口優がサプライズ登場。A.B.C-Zに内緒で会場に潜入していた濱口を塚田が見つけると、「えっ、嘘!?濱口さん!?」とメンバーもびっくり。
濱口は、最近河合がジャニーズ物まねでブレークしていることに触れ、物まねをリクエスト。河合は「じゃあ、今のタイミングにぴったりな二宮(和也)君の物まねをお祝いの意味も込めて」と、“二宮和也が猫背で踊るロックダンス”を披露した。
そして、ドラマの配信がスタートしたということで、戸塚は「はっしー(橋本)は20代後半、そして僕ら4人はもう30代なので、そんな中で初の学園ドラマ。定時制高校という、ちょっとユニークな角度でこういったドラマをできるのがA.B.C-Zっぽいかなと思います。何かに挑戦したり、取り組んだりすることに年齢のリミットはない、自分の心さえ衰えていなければいつだって青春だっていうメッセージも込められているので、ぜひ多くの人に届いてほしい」と作品の魅力をアピールした。
『ワンモア』は4月5日(月)からのメ~テレでの放送に先駆け、3月8日(月)よりAmazon Prime Videoでの有料先行配信がスタート。さらに、tvk(4月10日(土)後10・30スタート)での放送、TVer、GYAO!での見逃し配信も決定した。
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