米津玄師が4月スタートの北川景子主演の金曜ドラマ『リコカツ』(TBS系 後10・00~10・54)の主題歌を担当することが決定した。
本作は、現代ならではの価値観と時代が変わっても普遍的な男女のもめ事を“リコカツ”というキーワードを通じて描き出す「離婚するかもエンターテインメント」。主人公のファッション雑誌の優秀な編集者・水口咲を北川景子、咲と運命的な出会いをした航空自衛隊に編成されている航空救難団のエース隊員・緒原紘一を永山瑛太が演じる。
本作の主題歌を、米津玄師が担当することが決定。ラブストーリードラマの主題歌を手掛けるのは今回が初となる米津が、ラブソング「Pale Blue」を書き下ろし、初回放送で解禁される。TBSでは2018年の金曜ドラマ『アンナチュラル』、2019年の日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』、2020年の金曜ドラマ『MIU404』に続く4作目の主題歌提供となる。
米津玄師 コメント
主題歌を担当させていただきました。「Pale Blue」という曲です。
離婚から始まる恋というコンセプトの中で、久しぶりにラブソングを作りました。
どういうふうに響いていくのか、今からドラマの放送が楽しみです。よろしくお願いします。
プロデュース・植田博樹 コメント
米津さんに最初にお目にかかったのは、『アンナチュラル』というドラマで主題歌をお願いに上がった横浜のライブ会場でした。米津さんは、一つ一つの言葉を大切に発する人で、その場のノリとか勢いとかではなく、自分の中に浮かぶ気持ちを、丁寧に精緻に選んで紡ぐ。そう。紡ぐ感じで話すんです。その誠実な人としてのあり方に、ドラマの主役の一人である「主題歌」をお願いしてよかったなと思ったことを記憶しています。結果、その曲「Lemon」は数々の金字塔を打ち立てることになり、米津玄師という名前は歴史的なレジェンドになりました。
それから数年。今回、僕は久しぶりに地上波で連ドラを作らせていただくことになりました。とても個人的なことですが、自分にとって一つの節目となる作品になります。
その打ち合わせの際も、米津さんは、以前とまったく変わらずに、一つ一つの心象を、丁寧に精緻に言葉に紡いで、僕らに大事なことを伝えようとしてくださいました。作品にとってどういう曲が最適なのか、丁寧に僕らとイメージをすり合わせてくださる彼の姿は、責任感とクリエイティビティに満ちていて、米津さんにお願いできて心から良かったと思えた時間でした。
今日も現場ではワンカットワンカット、物語の珠玉のピースを積み重ねています。米津さんが紡ぎ出してくださる最高のピースを最後に組み込み、お客様に届けられる日を心から楽しみにしています。
金曜ドラマ『リコカツ』
2021年4月スタート
毎週金曜 後10・00~10・54
<キャスト>
北川景子、永山瑛太、高橋光臣、白洲迅、大野いと、田辺桃子、中田クルミ、夏野琴子、平岩紙、宮崎美子、酒向芳、三石琴乃、佐野史郎
<スタッフ>
脚本:泉澤陽子
主題歌:米津玄師「Pale Blue」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽:井筒昭雄
プロデュース:植田博樹、吉藤芽衣
演出:坪井敏雄 ほか
製作著作:TBS
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