川口春奈、“着飾る女”役に「一生懸命なところを泥臭くやりたい」『着飾る恋には理由があって』制作発表

ドラマ
2021年04月17日

オンラインカウンセラー役を務める丸山は「そもそも僕が人に相談されたりしない人ので、それをなりわいにしている職業の人の役っていうのが新鮮で面白いです。人に寄り添うとか、人との距離感とか、それぞれ悩みが尽きないし、すごく特殊な職業で、ある意味ないものを買っていただく職業。陽人のオンラインカウンセラーのセットを見て、『こんな感じなんや、今は』と、現代の便利さが生んだ豊かなコンテンツだなと思って演じています」と感心していた。

また、ルームシェアでのシーンについて問われると、丸山は「塚原監督が日常を過ごしている人たちとで出てくる会話の中から自然に出てくる距離感を大切にされる方なので、それをどういうふうにやっていこうかと。特に駿と2人で話しているところは、はとこ感だったりというのを。僕、初日が駿とのシーンだったんですけど、『2~3個あるせりふのやりとりだけで距離感を作ってほしいから、2人で考えて』と言われました」と明かすと、横浜が「目でアイコンタクトですよね」と。丸山は「そうそう。あうんの呼吸じゃないけど、『2人の独特の空気を作ってきて』と。それがどんどん香子さん、真柴さん、羽瀬さんとの間にも出てくると思う」と裏話を交えて語った。

羽瀬を演じるにあたり、髪を30センチほどバッサリ切ったという中村は「このお話を頂いた時と、自分が髪を切りたいと思ったタイミングが合ったので決断しました。11月くらいに一度ウイッグを買って試して。新しい自分と出会いたかったのと、皆さんとの作品で切りたかったっていうのもあって、ターニングポイントになるように頑張りたいと思っています。今すごく羽瀬さんという役が大好きですし、気持ちいいですね。ちょっとツンデレの役なので、男性っぽくいようと思っています」と明かした。

家主としてルームシェアを見守る香子を演じる夏川は「皆さん若くて、その中に交ぜていただいてうれしいんですけど、まぶしいって感じ。キラキラしていて、一緒にお仕事をしていてもすごく楽しいし、きらめいてる、ときめいてるってこういうことねっていうのを実感しております」と語った。

謎多き社長・葉山を演じる向井は「1話からわりととんでもないことをやらかしますね。『ちょっと抜けているとか、完璧に見えるけど助けてあげたいと思わせるようなことをやってほしい』というオーダーが来ています。あざとくならないようにしないといけないので難しいんですよ。現場でアイデアを出しつつ、なるべくナチュラルにと心がけてやっています」と明かした。

感情を表に出さない茅野を演じる山下は「普段は、自分で低温だなって思うことはなかったんですけど、素晴らしい皆さんとお仕事をしていると、たまに自分に自信がなくなっちゃって、何でここに自分がいるんだろう、何をしているんだろうと急に素の自分に戻る瞬間があって、そこは茅野ちゃんと重なる部分があるんだな」と共感したことを明かした。

令和の新人・秋葉を演じる高橋は「楽しいです。飯尾さん演じる松下課長にイェーイってできる新入社員はいないと思うので、そういう距離感は大事にして、選びながらですけど、人との距離を縮めたり離したりっていうのは意識して演じています」と明かし、自身との共通点を問われると「秋葉はお姉ちゃんが2人いる末っ子なんですけど、僕はお兄ちゃんが2人いる末っ子なんです。なので、そこの末っ子感は近しいんですけど、その末っ子の甘えん坊な部分を秋葉はみんなに出せるんですけど、僕は人を選んでしまって…」と告白。飯尾が「この中で甘えられる人は?」と問うと、「まだ皆さん厳しいですかね。もう少し撮影が進めば…」と語った。

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