ドキュメンタリードラマ『命のバトン〜赤ちゃん縁組がつなぐ絆〜』(BS1)が、21年秋に放送決定。主演を務める鈴木梨央、倉科カナら出演者も発表され、両名よりコメントが到着した。
予期せぬ妊娠に直面した1人の女子高校生が、児童相談所の職員などさまざまな人たちとの出会いを通して、悩み抜いた末に赤ちゃん縁組を選ぶまでの心の変遷を描く『命のバトン〜赤ちゃん縁組がつなぐ絆〜』。本物の養子縁組家族のかけがえのない瞬間を捉えたドキュメント映像を組み合わせ、命の尊さと多様な家族の形を伝えていく。
そしてこの度、21年秋の放送決定と共に、主人公・桜田結役を演じる鈴木梨央、児童福祉士・成瀬千春役を演じる倉科カナらの出演が発表。放送にあたり、鈴木は「今回初めて、子どもを出産する“結”という役を演じさせていただくにあたって、私たちの命は1人だけでなく、たくさんの人たちの愛によって育まれているんだと、深く感じました」と本作への思いを語る。
倉科も「当事者の方が思い詰めてしまったとき、母子共に色んな選択肢があるということを知りました。だから、児童相談所の方に気負うことなく相談して欲しい。少しでもこの作品を通して、救われる命がありますように」と視聴者へメッセージを寄せた。両名のコメント全文は下記を参照。
桜田結役・鈴木梨央 コメント
命の尊さとは…。命のバトンとは…。
今回初めて、子どもを出産する“結”という役を演じさせていただくにあたって、私たちの命は1人だけでなく、たくさんの人たちの愛によって育まれているんだと、深く感じました。
この番組を見て下さった方が、助けられる命についてや、いろいろな人たちとのつながりを、そしてその奇跡を考えたり、感じたりしていただけたら嬉しいです。
成瀬千春役・倉科カナ コメント
「新生児特別養子縁組」や「赤ちゃん縁組」を知っている方はどれくらいいらっしゃるのだろう?
私自身この作品を通じて知りました。
私は児童相談所に勤める千春を演じさせていただきますが、当事者の方が思い詰めてしまったとき、母子共に色んな選択肢があるという事を知りました。だから、児童相談所の方に気負うことなく相談して欲しい。少しでもこの作品を通して、救われる命がありますように。
番組情報
ドキュメンタリードラマ『命のバトン〜赤ちゃん縁組がつなぐ絆〜』
BS1
2021年秋放送(100分・単発)
出演:鈴木梨央 倉科カナ 中村靖日 平野宏周 鈴木宗太郎 みのすけ 伊藤友乃/田中美里
©NHK