比嘉愛未が、6月2日(水)スタートのドラマParavi『にぶんのいち夫婦』(テレビ東京系)で主演を務めることが分かった。
原作は、小説投稿サイト・エブリスタにて連載され、マンガボックスにてコミカライズ化された、原作・夏川ゆきの、漫画・黒沢明世による同名作。夫の浮気疑惑、セックスレス、仕事や友達関係など“結婚生活”を描いたラブストーリーだ。
主人公は結婚2年目、32歳の主婦・中山文。イケメンで誠実な夫とは周囲もうらやむような仲良し夫婦。幸せな新婚生活を送っているが、ある日、夫のスマホに見知らぬ女性からの意味深なメッセージが届く。最愛の夫が浮気をしている…? 2か月のセックスレスも重なり、不安を募らせながらも浮気相手から夫を取り戻すべく、文は証拠探しに動きだす。
主人公・文を演じるのは、今回がテレビ東京ドラマ初主演となる比嘉愛未。確かな演技力と凛とした美しさの中に持つ繊細な感情表現で、文の女性としての強さや弱さ、募っていく夫への不信感をリアルに演じていく。
『にぶんのいち夫婦』はテレビ東京での放送に先駆け、動画配信サービス「Paravi」で5月26日(水)後9時より独占先行配信される。
比嘉愛未 コメント
◆オファーを受けた時の思い、原作・台本を読んだ感想などをお聞かせください。
ずっと恋愛ドラマを演じたいと思っていたのでうれしい気持ちと、主演という責任をどっしりと感じています。
原作を読ませていただきましたが、すれ違う夫婦の姿に何度も胸が苦しくなって涙しました。結婚=幸せ。とは限らないものなのだということも。他人同士が家族という形を作ることは難しいという事も学ばされた気がします。
◆演じられる主人公・中山文の印象をお聞かせください。また、文に共感できるところはありますか?
文はとても素直で、心優しい女性。だからこそ自分の想いを伝えるのを躊躇してしまったりと不器用な部分も感じました。文の心の声、自問自答する部分などは私も良くするのでとても共感できます。
自分の心の声と、世間の声。その間で常に葛藤しながら人は生きていくんでしょうね。
◆文を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。また、これから撮影が始まりますが、楽しみにしていることはありますか?
文の繊細な心の描写をていねいに、三十代の今だから出せる自分の表現をしていきたいと思います! 新たなチームでの作品作り、どんな出会いがあるのか今からとても楽しみです。
◆見どころなど、視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。
人はどこまで信頼できるのか、恋愛は特に試されるような気がします。この作品を通して、人とのつながりの尊さを感じていただけるようしっかりと演じていきますので、ぜひご覧ください。
原作:夏川ゆきの コメント
『にぶんのいち夫婦』の原作はほぼスマホで書きました。
ひとりで小さい画面に向かってぽちぽち打っていた文字が、まさか漫画になりドラマになるなんて。
人生夢だらけですね。ここ数年びっくりの連続です。
しかも主人公の文を比嘉愛未さんに演じていただけると聞き、うれしさのあまり一晩眠れませんでした。
この調子だと6月までに慢性的な睡眠不足に陥りそうですが。
ドラマの完成を楽しみに、引き続きドキドキしながら待ちたいと思います!
漫画・黒沢明世 コメント
マンガでは登場人物の胸のうちを読者が追いやすいように表現を工夫していますが、ドラマでは役者さんの表情の変化やしぐさによる細やかな心理描写が見られそうですね。
連載中のドラマ化は初めてで緊張していますが、私も一視聴者として比嘉さんの文ちゃんを存分に楽しませていただきたいと思います!
番組情報
ドラマParavi『にぶんのいち夫婦』
テレビ東京系
2021年6月2日(水)スタート
毎週(水)深0・40から放送
動画配信サービス「Paravi」で2021年5月26日(水)後9・00より毎話独占先行配信
原作:『にぶんのいち夫婦』原作 夏川ゆきの(エブリスタ) 漫画 黒沢明世(マンガボックス掲載)
主演:比嘉愛未
脚本:川﨑いづみ
監督:松田礼人、山本剛義、加藤尚樹
©「にぶんのいち夫婦」製作委員会
©夏川ゆきの・黒沢明世/マンガボックス
©夏川ゆきの・黒沢明世/祥伝社