日本テレビ系7月期新土曜ドラマが、唐沢寿明主演『ボイスII 110緊急指令室』に決定した。
本作は、2019年7月に放送された『ボイス 110緊急指令室』の続編。緊急指令室「ECU」を舞台にしたタイムリミットサスペンス。勘と行動力で突き進む情熱的な敏腕刑事・樋口彰吾(唐沢寿明)、緊急指令室の室長でボイスプロファイラー(声紋分析官)の橘ひかり(真木よう子)の活躍を描く。
このドラマの見どころの一つは、「声」「音」を手掛かりに事件を解決していくこと。真木演じる橘は、どんな微かな音でも聞き分けることができる絶対聴感能力の持ち主。助けを求める被害者の声と、その後ろから聞こえてくる常人では聞こえないような小さな環境音をヒントに、被害者の場所を迅速に特定し、唐沢演じる樋口を中心として現場の刑事に指示を出す。迫りくる凶悪犯罪者から、声、音を手掛かりにして、制限時間内に被害者を助けるため奔走する。
さらに今回は、この2人に対峙する、単なる悪役ではない“ダークヒーロー”が登場。若者が社会に持つ鬱屈や、やり場のない怒りを代弁するかのようなその苦悩、鬱憤を爆発させるかのような魅力的な悪の権化が樋口、橘の前に立ちふさがる。
唐沢寿明 コメント
今、なかなか「II」をやる連続ドラマは少ないと聞きました。自分自身も連続ドラマで続編をやるのは今回が初めてです。それだけ前作の反響が大きかったということでうれしいです。
真木さんと再び共演ですが、「II」をやるならやはり同じメンバーがいいと思っていました。メンバーそれぞれに今回、新たな展開がありそうなので期待してほしいです。『ボイス』の魅力のひとつは、“恐怖”ですが、ただ単純に怖いということだけではなく、犯罪者側にも何か背負っているものがあって、そういったところがしっかりと描かれているヒューマンドラマになっていると思います。(演じる)樋口彰吾自身も、2年たっていろいろな環境の変化がありましたが、再び港東署に戻って、新たな事件に立ち向かっていきます。
自分自身も今後の展開を楽しみにしています。
ご期待ください!
真木よう子 コメント
(『ボイスII』の話を聞いて)橘ひかりは絶対聴感能力という特殊でとても難しくやりがいのある役で、またハードな撮影になるかと思うので、気合を入れて頑張りたいと思いました。(共演の)唐沢さんはとても頼りがいのある方で前回も演者、スタッフ全員の兄貴的存在でした。今回も唐沢さんに全力で甘えていきたいと思います(笑)。前作「ボイス」は最後「復讐」では終わっていません。「何があっても生きて、前進していく」という大きなメッセージがあったと思います。コロナ渦で我慢の日が続いていますが、またみなさんに時間を忘れるようなタイムリミットサスペンスをお届けできるように頑張りたいと思います。
尾上貴洋プロデューサー コメント
「復活」は、ちょうど2年後にやってきました。
再びあの「アブなく、切なく、目が離せない夏」が始まります。
今回は、さらにパワーアップした“ある特徴”を持つ、最凶最悪の殺人犯が、容赦なく主人公たちに襲い掛かります。
その正体は誰か…?どんな人物なのか…?裏切者は…?
いくつもの謎を載せて疾走する、夏にふさわしい爽快なエンターテインメントドラマになっています。
また、スピード感あふれる映像の中にもいろいろな方々が楽しめる「仕掛け」を施していこうと考えています。
主演の唐沢さんとも話しましたが、既に走り出す準備は万端な様子でした。
スタッフも「前作を超えるものを作ろう!」と、全員意気込んでいるところです。
今夏までのタイムリミットは、あとわずか。
ぜひ、今から期待していただければと思います。
『ボイスII 110緊急指令室』
日本テレビ系
2021年7月スタート
毎週(土)後10・00~10・54