大野愛役・飯豊まりえ コメント
◆演じる登場人物の印象とその役を演じることへの意気込み
初めて連続テレビ小説に出演させていただいたのは10代の頃でした。あの頃にしかできなかった経験や、見ることができた景色が今の私に繋がっています。ご縁に感謝し、真摯に大野愛さんと向き合っていきたいと思っております。
当時はまだ多くなかった女性の新聞記者ということで、意志を持って仕事をしていくという部分は、自分の気持ちとしても通ずるものがありますし、当時の社会の中でそれを決断していく彼女の心の動きも丁寧に演じられればと思っています。今から出演者の方々とのお芝居がとても楽しみでしかたありません。
◆連続テレビ小説(朝ドラ)について
『まれ』で土屋太鳳さん演じる希(まれ)に弟子入りをする見習いパティシエ役でした。能登ことばが難しかったですがとても可愛くて、たまに今でも日常で使っちゃいます!
◆沖縄の印象と好きな沖縄の場所・食べ物・芸術
海や緑がとても美しく、島の人もゆったりとのんびりして、なによりご飯が美味しいイメージです。
金城順次役・志ぃさー(藤木勇人)コメント
◆演じる登場人物の印象とその役を演じることへの意気込み
今回は「あまゆ」という沖縄食堂兼飲み屋の店主ということで、「あまゆ」(あま世。甘い世のことで、沖縄方言で、苦しいことのない世界のこと)は苦労の末つかむ幸せという感じなので、訪れるお客達と苦楽を共にしながら娘と一緒になって、日々鶴見の中の沖縄で沖縄出身者に憩いの場所を提供する店としての役目を果たせればと思っております。
◆連続テレビ小説(朝ドラ)について
2001年『ちゅらさん』では沖縄居酒屋「ゆがふ」の店主役でした。その際は、都会の中のオアシスのような沖縄居酒屋でしたが、今回は沖縄食堂兼飲み屋の「あまゆ」。
時代的に「ゆがふ」より古く、沖縄タウン鶴見にあるのでももっと濃い沖縄になりそうですね。
◆沖縄の印象と好きな沖縄の場所・食べ物・芸術
話題に事欠かない沖縄ですが、職業柄私には物語の島という印象です。私は沖縄本島生まれ育ちですが、個人的には離島が大好きで、面白い話もいっぱい転がっています。
歳を取れば取るほどに家庭料理的郷土料理が一番の味ですね。芸能は創作沖縄落語普及活動で奮闘中です。
平良三郎役・片岡鶴太郎 コメント
◆演じる登場人物の印象とその役を演じることへの意気込み
上京してきた沖縄県民のためにいろいろと世話役を担い、面倒みがよい沖縄県人会の会長。何かトラブルがあれば県民の盾になるという男気のある人物です。
堅気やアウトローな面、シリアスな面、コミカルな面。さまざまな一面を持ち合わせ人生の歩みのなかで、矛盾というものが出てくると思います。その矛盾をうまく結合させて生きていく術を持っている男だと伺っております。
その矛盾の結合をうまく表現する人物を演じたいと思っております。
◆連続テレビ小説(朝ドラ)について
朝ドラは国民的ドラマだと思います。野球やボクシングで例えたら「日本シリーズ」、「世界タイトルマッチ」。そのリングに立って表現するという思いです。
『チョッちゃん』『春よ、来い』『梅ちゃん先生』『とと姉ちゃん』過去、素敵な作品に出させていただいておりました。また新しいキャラクターで日本の朝のお茶の間を明るくできたらと思っております。
◆沖縄の印象と好きな沖縄の場所・食べ物・芸術
沖縄の印象は「ちょっちゅね」です(笑)。
沖縄のヒーロー具志堅さんとは長い付き合いです。4月には浦添市美術館で展覧会も行わせていただきその際、現地にてシーサーを描くというアートパフォーマンスを行いました。
いつか、沖縄の青いキレイな海で沖縄の楽器三線を弾いてみたいと思っております。
番組情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
2022年春放送スタート
NHK総合ほか
毎週月〜土曜日 前8・00〜8・15ほか
©NHK