西島秀俊主演ドラマ『シェフは名探偵』(テレビ東京系)の第4話、5話、6話ゲストとして青柳翔、イシヅカユウ、利重剛、洞口依子、真飛聖、新納慎也が出演することが分かった。
近藤史恵の小説シリーズ「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」をドラマ化した本作。グルメな人たちがこぞって訪れる噂のビストロ「ビストロ・パ・マル」を舞台に、西島演じるシェフ三舟忍が、人並み外れた洞察力で訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を鮮やかに解いていくグルメミステリードラマだ。
今回、第4話、5話、6話ゲストの6人が解禁。料理人のプライドとジェンダーでの悩みを描く第4話は、27歳にしてオーナーシェフとして店を出した三舟の知人・南野役に青柳翔、濃いメイクに強い香水と料理人らしくない風貌のパティシエ・岸部彩香役にイシヅカユウ。
金子を欠いたビストロ・パ・マルで、新たに家庭を築く者、音信不通の妻に悩む者、2組の家族に救いの手を差し伸べる第5話は、旦那に愛想を突かし家出をした女性・脇田由美子役に洞口依子、その旦那で常連客の脇田役に利重剛。
ヴァン・ショー誕生秘話と高築の本心が垣間見える6話には、常連客の西田役に新納慎也、その婚約者で小劇団の人気男役・串本法子役に真飛聖が出演する。
<青柳翔(南野 役)コメント>
今回『シェフは名探偵』に出させていただけることになり、大変うれしく思っております。
ずっとお会いしたかった西島さんとの共演は、終始緊張していました。
途中、濱田岳さんにその話をしていたところ、「そんなに緊張するドラマではありませんよ」と優しい声をかけていただき、大変助かりました。
そのおかげもあってか、さらに緊張していたのを覚えています。
皆さん、すてきなドラマですのでぜひご覧ください。
<イシヅカユウ(岸部彩香 役)コメント>
岸部彩香という人はとてつもなく芯の強い人だ! 台本を初めて読んでそう思いました。
さまざまな事情を誰にも打ち明けられないつらさを抱えながら、パティシエとしての技を磨き、よりおいしいものを作ろうと努力してきた人なのです。また抱え切れないものを抱えながら、それをほかの人になかなか打ち明けて相談できない弱さもある人で、私はそこにとても共感しました。
そんな岸部がビストロ・パ・マルのみんなとの交流や、上司の羽田野さんと話をする中でどう歩んでいこうとするのか、そしてみんなはどのように寄り添っていこうとするのか。ぜひとも実際ご覧になって、見届けていただけたら幸いです!
<利重剛(脇田 役)コメント>
おいしいばかりのお仕事でした。
出てくる料理全て、わざとNG出して何度も食べたくなるくらいおいしかったです。
いや、一生懸命やりましたけど。
今回のエピソード、世の男性は全員見たほうがいいと思います。
誰もが、僕が演じる男の言動や態度にどこかしら思い当たるふしがあって、ひやっとするんじゃないかしら。パートナーにあきれられないためにも、ぜひ。必見です。
古くからの大切な友人である洞口依子と夫婦を演じられたのもうれしいことでした。長年連れ添った夫婦の空気が自然と作れたように感じます。
<洞口依子(脇田由美子 役)コメント>
ドラマの中で得られる人生のスパイス。
さまざまな料理を味わいながら、人間の機微に触れ、視聴者と共に考察してゆく料理人探偵モノというのは目新しいのではないでしょうか。
今回は「オッソイラティ」という珍しいフランスの羊のチーズと黒サクランボのジャムの組み合わせ。
この珍しい食べ合わせのように、夫婦も斯くありたいのではないかしらとか。
食の大切さはもとい、さまざまな考察も楽しめる料理の仕掛け。
西島シェフはじめ、皆さんすてきな笑顔溢れる名店です。
<真飛聖(串本法子 役)コメント>
西島さん主演、そして、木村監督というだけでもワクワクしました。
私の出演する第6話は瀧監督だったのですが、自由に、楽しく演じさせていただきました。
役どころとしては、何だか昔を彷彿とさせるような感じでもありましたが、そこを楽しんでやりたいなと思いましたし、婚約者役の新納さんとは共演は初めてなのですが、実は仲良しということもあり、居心地良く撮影させていただきました。
そして何より西島さんに、「この役、真飛にピッタリだと思った!」と言っていただけたことがとってもうれしかったです。
どんなふうにピッタリなのかは、ご覧いただいてからのお楽しみということで…。
<新納慎也(西田 役)コメント>
第6話で「西田」というおなかの具合が悪い男を演じさせていただきます(笑)。
劇中に西田は三舟さんの料理に救われるのですが、まさに僕も西島秀俊さんの雰囲気に救われた現場でした。
1話ゲストというのはとても緊張して本当におなかが痛くなりそうになるのですが、西島秀俊さんはじめレギュラーキャストの皆さんやスタッフさんが温かく迎えてくださり、とても楽しい撮影現場でした。実際に出された料理もとてもおいしく、本当に「ビストロ・パ・マル」に癒やされに行ったお客さんの気分でした。
そろそろ冷房でおなかの具合を崩してしまいがちな季節。ぜひこのドラマでおなかの具合を整えてください。
ドラマプレミア23『シェフは名探偵』
テレビ東京系 毎週(月)後11・06~11・55
(STAFF&CAST)
原作:近藤史恵
「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」(創元推理文庫刊)
監督:木村ひさし、瀧悠輔、向井澄
脚本:田中眞一 西条みつとし
主演:西島秀俊
出演:濱田岳、神尾佑、石井杏奈、佐藤寛太、橋本マナミほか
(6月21日(月)放送【第3話】STORY)
「ビストロ・パ・マル」でブイヤベースを注文した新城鈴加(映美くらら)は、その日をきっかけにたびたび来店するように。頼むのはいつでもブイヤベースだ。だがそれは三舟忍(西島)を巻き込んだ事件の始まりだった――。そんな中、三舟は志村洋二(神尾)に、店の3周年記念を盛り上げるため、シャンソン歌手である妻・麻美(シルビア・グラブ)にライブをしてほしいと依頼する。しかし志村は恥ずかしいと拒否。口論となってしまう。
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/shefutan/
©「シェフは名探偵」製作委員会