6月27日(日)に最終回を迎える日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系 後9・00~10・09)で主演を務める阿部寛と長澤まさみがクランクアップを迎えた。
原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で2018年から連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」。2005年7月期に金曜ドラマ枠で放送され、社会的ブームを巻き起こした『ドラゴン桜』の15年後を描く続編となる。
元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛)が、経営破綻寸前の龍海学園の再建を目指し、元教え子の弁護士・水野直美(長澤まさみ)と共に、生徒たちを東大に合格させるために奮闘する。
スマホやSNSを使った新時代に沿った“桜木メソッド” と、それぞれの事情を抱えた生徒たちに真っ向から向き合って心に刺さる名言をぶつける桜木の姿が話題となり、第1話の放送開始からこれまでほぼ毎週Twitterの世界トレンド1位になるなど注目を集めている。
物語中盤の第6話では、全国視聴者数が1638万人を記録、6月20日放送の第9話では1800万人(※JNN28局)を突破した。中でも注目なのは、30代以上が主な視聴者の日曜劇場枠において、今作は過去の日曜劇場の作品と比較してもチャイルド層(男女4歳~12歳)と、ティーン層(男女13歳~19歳)の割合が高いということ。毎週の放送後には東大専科それぞれの生徒に対するさまざまな反響がSNS上に多く投稿されている。
最終話予告では、桜木の「頼もしい助っ人を用意した。久しぶりだな」という発言とともに“最強の助っ人登場!”とテロップが流れたことから、ネット上では「最強の助っ人とは一体誰なのか」という予想合戦が白熱している。
物語の結末に向けてさらに期待が高まる中、16年前には先生と生徒、今作ではパートナーとして再び桜木建二と水野直美を演じた阿部寛と長澤まさみがそろってクランクアップ。約4か月に及ぶ撮影がついにオールアップとなった瞬間、ひと足先にクランクアップを迎えていた生徒役キャストたちもサプライズでお祝いに駆け付けた。阿部と長澤は喜びの表情を浮かべ、一緒にこの約4か月間の撮影を無事に終えたことを喜び合った。
いよいよ最終回。阿部、長澤が4か月間見守った生徒たちの涙の合格発表シーンが大きな見どころに。そして、全10話を駆け抜けてきた生徒たちの集大成の演技にも注目だ。また彼らに対し、阿部演じる桜木がどんな言葉をかけるのか、学園ドラマならではのクライマックスである卒業がどんな形で描かれるのか見逃せない。
阿部寛 コメント
皆さんお疲れ様でした。この役は16年前に演じたのですが、今こうやって再び日曜劇場の枠で非常に高いハードルの中、最後まで演じ切れたのは皆さんのおかげだと思っています。いろいろとご迷惑をおかけしたと思いますが、福澤(克雄)監督をはじめスタッフの方々、支えてくださりありがとうございます。
そして、この役を再び演じる勇気をくれたのはここにいる長澤まさみさん演じる水野がいたからだと思っています。ありがとうございました。そして、生徒役のキャストたちも一生懸命頑張ってこれから大きく羽ばたいていってくれると信じています。ほかの共演者の方々もありがとうございました。
皆さん本当にありがとうございました。
長澤まさみ コメント
今回は東大専科の先生であり弁護士でもあるという役で、今までに演じたことない役柄でした。16年前と同じ人物ではあったのですが、新たな水野直美として現場にいたように感じています。そんな中で水野という人物を無事に演じ切れたのは、阿部さん、生徒役の皆さん、スタッフの皆さんがいてくださったおかげだと思っています。
約4か月間、本当に充実した日々を送らせていただきました。ありがとうございました。良い経験になりました。皆さんお疲れ様でした。
<最終話(6月27日(日)放送)あらすじ>
大学入学共通テストを終え、瀬戸(髙橋海人)は、合格には非常に厳しいライン、藤井(鈴鹿央士)も思うように点数を伸ばせず、文系への転向を余儀なくされた。専科から離脱した瀬戸に桜木(阿部寛)はあることを告げるのだが…。そして藤井も一世一代の大勝負に出る。それぞれの決意を胸に、結果発表の日がやってくる。
一方、学園買収には教頭の高原(及川光博)が関わり、坂本(林遣都)と米山(佐野勇斗)も加担していた。着々と進んでいく学園売却の準備に桜木と水野(長澤まさみ)はどうすることもできず、しかし生徒たちの合格のために全力を尽くす日々が続く。
そんな中、桜木はある秘策を提示する。東大受験、買収劇、共に大逆転に導くことができるのか? そして迎える涙の合格発表で、思いも寄らない奇跡が舞い降りる。
日曜劇場『ドラゴン桜』
TBS系
2021年6月27日(日)後9・00~10・09
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