秋元康が企画・原作・脚本を手掛ける『漂着者』(テレビ朝日系 毎週(金)後11・15~深0・15ほか)のインスタライブに、主演を務める斎藤工、共演の白石麻衣、戸塚純貴が登場した。
本作で、正体不明の漂着者でありながら不思議な能力で人々を狂信させていくヘミングウェイを演じる斎藤、そんな彼の謎を追う新聞記者・新谷詠美役の白石、イマドキの若者でひょうひょうとした刑事・野間役の戸塚が自らのアカウントから参加した2回目のインスタライブ。
誰もが気になっているヘミングウェイの正体、そして次々に起こる不審な事件の犯人の考察からトークがスタートし、戸塚は「いろんなところで次々に事件が起きるので、『ヘミングウェイ・クローン説』があると思う。2万体くらいいるヘミングウェイが事件を起こしてるのでは?」と自らの考えを明かす。
続く白石も「ヘミングウェイの足首のタトゥーに、実は番号が入っているのかも!」と同意する中、斎藤は「ローゼン岸本(野間口徹)は怪し過ぎて、もはや怪しくない気がします(笑)。そして僕は“犯人”とされる人物だけは秋元康さんから結末を聞いているんじゃないかと思っていて…実はお2人のことも疑っています」と激白。視聴者からも「まいやんが黒幕」というコメントが多く寄せられていることに気づいた白石が「先のこと何も知らないのに…黒幕はイヤです!」と苦笑するひと幕も。
第3話(8月13日放送)から登場した、ヘミングウェイの婚約者と名乗る謎の女・古市琴音(シシド・カフカ)については、斎藤が「ローゼンと同じくらいヘミングウェイのことを知っている貴重なキャラクター」、白石が「詠美はきっと『この人なんなんだろう』ってメラメラしていると思う」と分析した。
さらにリクエストに応えて、白石が“社会部キャップの橋太(橋本じゅん)と飲みに行った詠美の「1杯だけですよ」のシーン”を再現。視聴者から寄せられた「自分以外の役をやるなら誰がいいですか?」という質問には、斎藤は「新谷詠美!」と即答し、「真逆の真相を追求する側をやってみたいです」と。いっぽう白石は「野間口さんの表情が大好きなので、ローゼンさん! あの前髪をやってみたい(笑)」と、戸塚は「衝撃的な最期を遂げましたけど…国原栄一医師(船越英一郎)」と三者三様の答えが飛び出した。
そして「今後の展開で一番気になっているのは、ヘミングウェイと詠美の関係」と語った戸塚。これには白石も「詠美もヘミングウェイに魅了されて引かれていくんですが、どうなるのか…。でも、彼に近づくことで危険な目に遭う気がするので、覚悟しています」と心境を告白。
2人の考察を聞いていた斎藤からは「このドラマは考察すると何倍も楽しくなる作品です。今は大変な思いをしている人が多い状況ですが、こんなふうに考察しながら、ドラマを見ている間だけでも楽しい気持ちになってほしいです」と視聴者にメッセージを送った。
『漂着者』
テレビ朝日系
毎週(金)後11・15~深0・15ほか