10月スタートの市原隼人主演ドラマ『おいしい給食 season2』に、土村芳が出演することが発表された。
『おいしい給食』は、給食マニアの教師・甘利田幸男（市原）と、給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ。「選択の余地なき食」＝「給食」に挑んだ前作は、若者からお年寄りまで幅広い層に絶大な支持を得た。2020年3月には「劇場版 おいしい給食 Final Battle」も公開。season2では、劇場版から2年後が描かれる
前作で転勤になった甘利田は、新しい中学に赴任して2年が経過。厳格な教師として、相変わらず生徒たちには厳しく接していた。だが頭の中は給食の事しかない。毎朝、献立を執拗に確認し、ランチタイムに万全を期す。そんな折、甘利田の担任する3年1組に転校生がやって来る。朝、登校してきたその生徒に慄然する甘利田。それは、かつて甘利田と給食対決を繰り広げてきた宿敵、神野だった。
土村が演じるのは、ヒロインの宗方早苗。早苗は、甘利田が勤務する黍名子（きびなご）中学校で、若くして3年の学年主任を担うバリキャリの先生。真面目で責任感が強く、生徒に厳しく指導する甘利田が、給食に執着している姿に得体の知れないものを感じ、警戒している。
市原と初共演となる土村は「緊張してる私に『楽しみましょう』と言葉をかけてくださいました。撮影中も、よくせりふ合わせに付き合ってくださったり、作品の空気にスッと引き込んでくださったり、とても丁寧に早苗先生とも向き合ってくださるので、本当に感謝しています」と市原の印象を語っている。
本作の企画・脚本に携わる永森裕二プロデューサーは「見るたびに違うバイブレーションを発していてがぜん注目していた土村さんが、甘利田を演じる市原さんとまみえたら、どんな化学反応を起こすのか想像したらオファーせざるを得なかった」とキャスティングの理由を明かしている。
土村芳 コメント
◆オファーを受けた際の感想
シーズン1を拝見した時、この世界に自分も参加できるんだということがとてもうれしかったです。同時にシーズン2からはさらにパワーアップした作品になるよう、私も微力ながらしっかり早苗として役割を果たさなければと気合が入りました。
◆宗方早苗を演じるにあたって、どういう役作りをされたのですか？
若くして学年主任を任されるような方なので、早苗先生が自分の職務に責任感をもって真面目に取り組んでいるように、私も早苗先生に対して真面目に真っすぐ取り組むことを意識しています。同時に、甘利田先生の言動に目を離さないように、そこから受け取るものを大切に演じさせていただいてます。
◆市原さんとの初共演の感想
作品に入る際、緊張してる私に「楽しみましょう」と言葉をかけてくださいました。撮影中も、よくせりふ合わせに付き合ってくださったり、作品の空気にスッと引き込んでくださったり、とても丁寧に早苗先生とも向き合ってくださるので、本当に感謝しています。
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
シーズン1から見てくださっていた方も、初めての方も、この作品がまとうハッピーな空気や、『給食』から広がる世界に思わず笑みがあふれたり、胸がジーンとするような感動を存分に味わっていただきたいと思います。またパワーアップされた甘利田先生の動向にも目が離せなくなっていますので、ぜひたくさんの方に楽しんでいただきたいと思います。
＜土村芳 プロフィール＞
つちむら・かほ
1990年12月11日生まれ。岩手県出身。
2013年、映画「彌勒」で主演を務め、芸能界デビュー。以降、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』（2016）や、『この世界の片隅に』」（TBS系／2018）、『3年A組－今から皆さんは、人質です－』（日本テレビ系／2019）、『本気のしるし』（メ～テレ／2019）、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』（フジテレビ系／2020）、『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系／2020）、『ライオンのおやつ』（BSプレミアム／2021）などに出演。
映画では、「何者」（2016）、「去年の冬、きみと別れ」（2018）、「空母いぶき」（2019）、「MOTHER マザー」（2020）、「本気のしるし＜劇場版＞」（2020）、「僕たちは変わらない朝を迎える」（2021）などに出演。待機作として、映画「スパゲティコード・ラブ」が年内公開予定。
『おいしい給食 season2』（全10話）
2021年10月順次放送スタート
テレビ神奈川、TOKYO MX、BS12 トゥエルビほか
＜キャスト＞
甘利田幸男…市原隼人
宗方早苗…土村芳
ほか
＜スタッフ＞
監督：綾部真弥、田口桂
脚本：永森裕二
公式サイト：https://oishi-kyushoku2.com/
©2021「おいしい給食」製作委員会