高畑充希が浴衣姿で見せる凛とした強さ 原田マハ原作『連続ドラマW いりびと-異邦人-』場面写真解禁

ドラマ
2021年09月03日

高畑充希

WOWOWで11月に放送・配信される高畑充希主演『連続ドラマW いりびと-異邦人-』より場面写真が解禁された。

作家・原田マハの美術小説「異邦人(いりびと)」(PHP文芸文庫)を、WOWOW初主演となる高畑を迎えて完全映像化。美術キュレーター出身の小説家として本領とも言える美術小説が映像化されるのは本邦初となる。

高畑が演じる主人公は、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂(たかむら・なほ)。祖父の血筋を受け継ぎ、透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家が描いた一枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけで、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙することに。

菜穂の夫で、銀座の老舗たかむら画廊の3代目・篁一輝役に風間俊介、京都画壇で大きな影響力を持つ日本画家で、かつてのライバルの娘を養女として囲う志村照山役に松重豊、照山に囲われ自由を奪われるも菜穂によってその才能を見いだされていく無名の画家・白根樹(たつる)役にSUMIRE、生前に菜穂の祖父と縁があり、出産を控えた彼女を家に招き入れ、心の師となる書家・鷹野せん役を梶芽衣子が演じる。

また、菜穂の母でありながら一輝に妖しく秋波を送る有吉克子役を森口瑤子、格式高い京都の画廊を営む店主・美濃山俊吾役に松尾貴史、新聞記者で京都画壇の情報通・木戸正文役にマキタスポーツ、せんの教え子で京都での菜穂の良き友人となる瀬島美幸役に壮一帆、大いなる美の守護者にして関西の大立者・立野政志役に木場勝己、一輝の父でたかむら画廊の社長・篁智昭役を菅原大吉が演じる。

解禁された劇中写真では、高畑の浴衣姿が公開された。京都の夏の風物詩である祇園祭。前祭と後祭の山鉾巡行、それぞれ宵山の時期に行われる屏風祭は、山鉾町にある旧家や老舗がそれぞれの所蔵する美術品・調度品などを飾って披露し、通行人の目を楽しませる行事。本作では、京都画壇の大家・照山(松重)にその才能を囲われ続ける樹(SUMIRE)のために、主人公の菜穂(高畑)が、この屏風祭において、ある策に打って出るという重要なシーンとして描かれている。身重の菜穂が決意と共に浴衣を装う姿からは、たおやかにして凛とした強さが見てとれる。

美術の世界で交錯する人間模様や、京都の雅やかな景色を交え、主人公・菜穂と彼女が庇護する無名画家の出生の秘密、ある天才画家の死の真相などの謎を追う中で、画壇における才能を隔てた激しい愛憎が暴かれる。美しい京都の情景、由緒ある美術館、原作にも登場するクロード・モネ「睡蓮」など数々の名画がフィーチャーされ、目にも美しく知的好奇心をくすぐられるアートミステリードラマに期待が高まる。

作品情報

『連続ドラマW いりびと-異邦人-』(全5話)
WOWOW
11月放送・配信スタート
第1話無料放送

番組特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/iribito/

この記事の写真
下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧