本当の姉妹ではないけれど、ひとつ屋根の下で暮らす阿佐ヶ谷姉妹。2人のちょっと不思議で優しい日々をつづったエッセイ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』をドラマ化した本作では、阿佐ヶ谷姉妹の姉・渡辺江里子役を木村多江、妹・木村美穂役を安藤玉恵が務める。
阿佐ヶ谷姉妹は仕事も生活も共にする“疑似姉妹”。阿佐ヶ谷の町の小さな部屋で暮らし始めた2人は、個性豊かなご近所さんとの関わりの中でピンクのドレスに身を包んだ“阿佐ヶ谷姉妹”として町を象徴する存在に。
ところが、多忙を極め、四六時中一緒にいることが多くなった彼女たちに倦怠期が訪れる。ご近所さんたちを巻き込んで、2人がたどり着いた“幸せのかたち”とは何だったのか。2人の同居生活、そして理想の暮らし方を見つけるまでの愛あふれるホームドラマだ。
発表にあたり、木村は「彼女(※渡辺江里子)の素敵な人間性をたくさんの方に知っていただきたい。阿佐ヶ谷姉妹の愛おしい“のほほん”を体感していただきたい。今はそれだけを思って、これまた素敵な安藤玉恵さんと、歌やらネタやら頭を抱えて稽古しています」と役柄と本作への思いを語る。
いっぽう、安藤は「原作のエッセイ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』を読んで、わっ面白い! エリコさん役が多江さんと伺い、えっ豪華! さらに脚本がふじきみつ彦さんで、わっすご! となり、本読み、歌稽古、衣装合わせ、すてきなチームで何もかもワクワクしながら準備をしています」と本作への期待を明かした。
また、原作者の阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子は「このエリコをあの木村多江さんに、みほさんをまさかの安藤玉恵さんに演じていただけるなんて。幸せ通り越して腰が抜けております。また整骨院に行ってこなくちゃです」とドラマ化への驚きをユーモラスに表現する。
阿佐ヶ谷姉妹・木村美穂は「渋沢栄一さんのような方でないとドラマ化されないと思っていたので、これは姉妹にとって一生に一度の機会だと、ワクワクドキドキ、阿佐ヶ谷の我が家から拝見するのを楽しみにしております」と喜びのコメントを寄せた。木村、安藤、阿佐ヶ谷姉妹からのコメント全文は、次ページに掲載。
渡辺江里子役・木村多江 コメント
阿佐ヶ谷姉妹の魅力をどう伝えたら良いのでしょうか。知れば知るほど魅力のどつぼにハマってしまうのです。私の演じるお姉さん、渡辺江里子さんをモノマネしても伝えられません。というかそもそもすみません、モノマネができません。
彼女のすてきな人間性をたくさんの方に知っていただきたい。阿佐ヶ谷姉妹の愛おしい“のほほん”を体感していただきたい。今はそれだけを思って、これまたすてきな安藤玉恵さんと、歌やらネタやら頭を抱えて稽古しています。みなさまの時間が、ほっこりすることを願いながら。
木村美穂役・安藤玉恵 コメント
妹ミホさん役の安藤です。この度はこのような大役にお呼ばれして、気持ちを引き締めているところです。原作のエッセイ「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」を読んで、わっ面白い! エリコさん役が多江さんと伺い、えっ豪華! さらに脚本がふじきみつ彦さんで、わっすご! となり、本読み、歌稽古、衣装合わせ、すてきなチームで何もかもワクワクしながら準備をしています。
“のほほん”の中にあるあれやこれやは、2人で手繰り寄せてきた運の連続だったり、「せーのっ!」ができる人がそばにいることの心強さなのかなと。そんなことを考えながら楽しく演じられたらと思ってます。そして願わくば、阿佐ヶ谷姉妹のお2人がドラマを気に入ってくださるとうれしいな、なんて思っております。
阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子 コメント
こんな地味な話、誰が興味を持って下さるのかしらと思う話ばかりの本が出版となり、それだけでも幸せでしたのに、えええドラマ化!?
このエリコをあの木村多江さんに、みほさんをまさかの安藤玉恵さんに演じていただけるなんて。幸せ通り越して腰が抜けております。また整骨院に行ってこなくちゃです。
ドラマの中の「我が家」や「ご近所さん」のお話、どう見ていただけるのか、とてもとても楽しみです。
阿佐ヶ谷姉妹・木村美穂 コメント
「のほほんふたり暮らし」がドラマ化されると聞きまして、夢にも思っていなかったので本当にびっくりしております。ドラマになりそうなエピソードがあったかしら? と本を読み返してみたのですが、地味なことしか書いていなかったので、申し訳ない気持ちになりました。
渋沢栄一さんのような方でないとドラマ化されないと思っていたので、これは姉妹にとって一生に一度の機会だと、ワクワクドキドキ、阿佐ヶ谷の我が家から拝見するのを楽しみにしております。
番組情報
よるドラ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』
NHK総合
2021年11月1日(月)スタート(全7回)
毎週月曜日 後10・45~11・15
出演:木村多江、安藤玉恵、いしのようこ、中川大輔、楠見薫、山脇辰哉、宇崎竜童、研ナオコほか
©NHK