現在放送中の連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合ほか)。10月4日(月)から放送の第21週を前に、本作の制作統括・吉永証から、見どころなどを語ったコメントが到着した。
連続テレビ小説第104作となる『おかえりモネ』は、「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」同・登米で青春を送ったヒロイン・永浦百音(清原果耶)が、“気象予報”という天気にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けていく希望の物語だ。
第20週ではついに百音が地元・気仙沼に帰ってきたが、10月4日(月)から放送の第21週「胸に秘めた思い」では、永浦家の面々それぞれの物語をクローズアップ。百音の母・亜哉子(鈴木京香)が、教師を辞めた理由などが明らかになっていく。
放送を前に、制作統括・吉永証は「安達(奈緒子)さんが書かれる脚本は重層的です。複数の登場人物の物語が並行して進み、いつの間にかそれらが重なり合って、響き合っていきます。第21週『胸に秘めた思い』は、そうした安達さんらしさがあふれた週です」と。
続けて「百音が5年半ぶりに帰ってきた永浦家。家族は、それぞれに悩みや葛藤があります。未知(蒔田彩珠)で言えば、親しくはなったものの距離を感じる亮(永瀬廉)との関係や、カキ養殖の仕事についての葛藤です。そして、未知をはじめ永浦家の人々は、百音によって変化していきます」と見どころを語る。
最後は「耕治(内野聖陽)、亜哉子、龍己(藤竜也)、未知、ふと現れた中学生の女の子、そして百音自身が前に進もうとする姿を描く、第21週『胸に秘めた思い』ご期待ください」と視聴者へメッセージを寄せた。吉永のコメント全文は下記を参照。
制作統括・吉永証 コメント
安達さんが書かれる脚本は、重層的です。複数の登場人物の物語が並行して進み、いつの間にかそれらが重なり合って、響き合っていきます。第21週「胸に秘めた思い」は、そうした安達さんらしさがあふれた週です。
百音が5年半ぶりに帰ってきた永浦家。家族は、それぞれに悩みや葛藤があります。未知で言えば、親しくはなったものの距離を感じる亮との関係や、カキ養殖の仕事についての葛藤です。
そして未知をはじめ永浦家の人々は、百音によって変化していきます。安達さんとよく話した「百音がいることで周囲が変わる。百音は媒介となる存在」ということです。
とはいえ百音は、頼りとする人からのアドバイスで、ある行動をとります。耕治、亜哉子、龍己、未知、ふと現れた中学生の女の子、そして百音自身が前に進もうとする姿を描く、第21週「胸に秘めた思い」ご期待ください。
第21週「胸に秘めた思い」あらすじ
民宿業を再開したいと考えだした亜哉子(鈴木京香)。それを龍己(藤竜也)は応援する。いっぽう、未知(蒔田彩珠)は東京の大学で本格的に研究をしないか、という誘いを受けていたが、今の仕事や将来のことなどに思い悩み、断り続けていた。
そんなある日、百音(清原果耶)の職場のコミュニティFMに、中学3年生の生徒・あかり(伊東蒼)が現れる。授業時間にも関わらず帰ろうとしない、あかり。実は、あかりは亜哉子の元教え子だった。
番組情報
連続テレビ小説『おかえりモネ』
NHK総合ほか
毎週月〜土曜日 前8・00〜8・15ほか
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