10月18日（月）放送スタートのドラマ『アバランチ』（カンテレ・フジテレビ系全国ネット）。放送に先駆け、10月11日（月）に取材会が開催され、主演の綾野剛をはじめ、福士蒼汰、千葉雄大、高橋メアリージュン、田中要次、木村佳乃が登壇した。
本作は、綾野剛主演の映画「ヤクザと家族 The Family」、映画「新聞記者」などを手掛けた藤井道人がチーフ演出として参加。綾野演じる主人公・羽生誠一が所属する謎に包まれたアウトロー集団・アバランチの活躍を描き、人々の正義感に訴えかける劇場型ピカレスク・エンターテインメントだ。
主演の綾野のほか、警視庁特別犯罪対策企画室・室長の山守美智代役の木村佳乃、山守の部下の警察官・西城英輔役の福士蒼汰、天才ハッカー・牧原大志役の千葉雄大、元自衛官・明石リナ役の高橋メアリージュン、元所轄刑事・打本鉄治役の田中要次と個性あふれるキャストが「アバランチ」のメンバーとして顔を揃えている。
そしてこの度、10月18日（月）の放送スタートに先駆け、「アバランチ」のメンバー6人が取材会に登壇した。現在、第2話撮影中という本作だが、綾野は「連続ドラマとして、一本の筋がしっかり通っているなと感じましたし、作品の中で生きている僕らやゲストの皆さんの物語がきちんと描かれているなと。言葉ばかりが先行していくのではなく、感情でつないでいる作品だなと思いました」と台本を手に取った時の印象を振り返る。
その言葉に「とても深くて繊細。今までにないドラマ」と同意する木村は「これをネットドラマとかではなく、民放さんで流せるということにびっくりしました。ところどころピー音にした方がいいんじゃないかというくらい攻めた内容になっていますし、とてもスリリングな物語です」と作品の魅力をアピール。
撮影現場の雰囲気については「本当に毎日楽しいです。現場の皆さんは僕のことを“フェニックスモード”と言ったりするほど、もうずっと撮影していられる状態というか（笑）。そんな状況がとても幸せですし、この状況下で撮影できるということは奇跡だと思うので、大切にみんなで紡いでいきたい」と綾野。
そんな座長・綾野について、福士は「昨日も“フェニックスモード”で大変でしたよ！（笑）」と訴えながらも、「1分1秒ごとにアイデアを思いつくとおっしゃっていて、それが本当にすてきだなって。実際、カットごとに『ここはもっとこうしようよ』などと提案してくださって、すごくこの作品への愛を感じます」と尊敬の思いを口にする。
そのいっぽうで「実はフワフワな甘いお菓子が好き」という暴露も。それには思わず綾野も照れた表情を浮かべ、ステージ上からも「可愛い！」という声が上がっていた。
そして、千葉も「綾野さんからは本当に愛を感じます。僕らがやりやすい環境を作ってくださったり、お芝居を一緒に考えてくださったり」と称賛。続けて「今朝『（雄大は）俺のアイドル』って僕に言ってくださったので、綾野さんが疲れた時は癒したいと思います！」と小悪魔的な表情を向けると、綾野は「たまらないですね〜。千葉プロには常に癒されてます」とメロメロの様子を見せる。
本作の見どころに話題が及ぶと、田中は「まず、コマ数が違います。いわゆる映画の画質、シネマルックといいますか。僕もずっとテレビドラマに参加しながら、『なぜ日本のテレビドラマはいわゆる60フレームなのだろう』とずっと考えていたのですが、この作品は映画を見ているかのよう」と。
高橋は「とにかく“羽生無双”で綾野さんのアクションがすごいので、そこに注目していただけたら。（私が演じる）リナも頑張ってます！」とそれぞれアピール。
最後は、綾野が「羽生のせりふで『もう一度信じてみないか？ 正義の力ってやつを』という言葉があるのですが、僕らが現場で一番大事にしているのは熱狂の力です。この現場にはとてつもない熱狂があります。それを視聴者の皆さんに伝えられるように試行錯誤しながら総合芸術を届けていきたいです」とメッセージを寄せ、取材会は締めくくられた。
綾野と藤井監督が再タッグを組んで送る、謎だらけのドラマ『アバランチ』は、10月18日（月）から放送開始となる。
番組情報
『アバランチ』
カンテレ・フジテレビ系全国ネット
2021年10月18日（月）放送スタート
毎週月曜日 後10・00〜10・54 ※初回15分拡大
出演：綾野剛 福士蒼汰 千葉雄大 高橋メアリージュン 田中要次 利重剛 堀田茜 ・ 渡部篤郎（特別出演） 木村佳乃
WEB
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