市川大輔役・櫻井海音 インタビュー
◆市川大輔とは?
大輔はクラスの中でも、結構重めの悩みを抱えている高校生。高校生ながら、“大人”にならざるを得なかったのが切なかったです。自分ひとりで悩みを解決するという大輔の性格は僕とリンクすると思いました。大輔を表現するのはとても難しかったですが、演じていて、とてもやりがいを感じました。
◆ドラマの印象は?
学園モノの連続ドラマは初めての経験で、今までは年上の方と一緒にお芝居をすることが多く、同年代と初めて一緒にお芝居ができるというのがとてもうれしくて新鮮でした。コメディ要素も多いドラマですが、観てくださる方たちに突き刺さるようなメッセージがあって、きっと感動もしていただけると思います。この作品を同世代の人たちと一緒にできたというのが今の自分にとって、いい経験になりました。
◆影響を受けた先生は?
僕のいた学校は、バンドマンやアーティストを数組輩出していて、僕も当時音楽の先生にお世話になっていました。その先生から高校3年生の時に、「卒業生のアーティストのサポートドラムをしてみないか?」という話をいただいて、世に出るきっかけを作ってもらったんです。
いつもフラットに接してくれた音楽の先生に影響も受けましたし、感謝しています。
◆神尾楓珠さんの印象は?
初共演ですが、実は知り合いではありまして、たまにフットサルをやったりと仲良くさせていただいています。神尾さん、貫地谷さんと撮影の合間にお芝居の話もさせていただいて、とても刺激をいただきました。
◆ミュージシャンと俳優、その違いと面白さは?
表現という面では音楽と一緒だと思っていますが、最近本当にお芝居が楽しいと心の底から思うようになりました。たぶんいろいろな要因があるとは思いますが、「ここはこうだったな」とか、「こういう心情だからこういう背景を持っているだろう」など自分自身で考えて描いていける自由度の高さみたいなものが自分の性に合っていると思います。同窓会の長せりふのシーンも、あの空間を支配しているという感じが演じていて気持ち良かったですし、充実した気持ちで終えることができたという感覚はありました。
◆視聴者の皆様にメッセージをお願いします。
学園ドラマであまりないような闇の深いところにフォーカスを当てたストーリーになっています。
なかなか人に言い出せないことや、打ち明けられない悩みを持っている方も多いと思うので、ぜひ観ていただきたいと思います。大輔の葛藤に僕自身も考えさせられたと共に彼の成長も感じられ、とてもやりがいのある役を演じることができました。
第3話 あらすじ
教室に入ってきたのは、サラリーマン、ユーチューバー、看護師、会社経営者、コック…などになった元2年B組の生徒たち。ーー2031年。10年ぶりに同窓会を開くことになったのだ。久々の再会を喜び、近況報告をする一同。
そんな教室にどよめきが起こる。遠藤(神尾楓珠)と亀高(貫地谷しほり)が、タイの婚礼衣裳に身を包み、手を組んで現れたからだ! 10年後、なんと2人は結婚していたのだ……!?
番組情報
土ドラ『顔だけ先生』
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット ※全11回予定
毎週土曜日 後11・40〜深0・35
WEB
公式Twitter:https://twitter.com/tokaitv_dodra
公式Instagram:https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/
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