11月26日(金)よりオンライン動画配信サービスHuluで配信される『未来世紀SHIBUYA』の主題歌が、Diosの書き下ろし楽曲「ダークルーム」に決定。さらに予告映像が解禁された。
本作が映し出す世界は、AI恋人、脳内チップ、脳内記憶の削除や移植など、デジタル技術により社会が大きく変貌した2036年の日本。そんなデジタル化社会の底辺にいる若者が、配信動画WeTuber「正義マン」として、“元気”“友情”を武器に“バカパワー全開“の体当たりで、一獲千金・人生大逆転を夢見て、日本の将来の危うい姿を痛快にあぶり出していく。
本作は、POV(主観映像)手法を取り入れ、白石晃士監督が自らカメラを持ち全編を撮影。日本におけるフェイク・ドキュメンタリーの第一人者と称賛されるテクニックと、白石監督のオリジナル脚本により、誰もが楽しめるエンターテインメント性と真摯な作家性を兼ね備えた作品が誕生した。
WeTuber「正義マン」のミツルとカケルを演じるのは、金子大地と醍醐虎汰朗。金子がミツル、醍醐がカケルを躍動感たっぷりに演じている。そして、カメラマン・⽥中に篠原悠伸、ミツルたちが憧れるデジタルハイスペック超⼈気カリスマWeTuberキリタを藤森慎吾、その妹で同じく⼈気WeTuberアコをHina(FAKY)が担当。さらに、彼らの⼈⽣を⼤転換させるキーパーソン・マネキンおじさんを宇野祥平が怪演し、抜群の存在感を発揮する。
今より少し先の将来を生きる彼らが解決しようとするのは、バーチャルの世界で本気で恋愛をするAI彼女を持つ男子とそれを心配する両親、交通事故で失われた父親の記憶を取り戻したい娘、本人には知らされずに記憶移植し過去の記憶を作り替えられた人など、今後発生しそうな数々の問題をあぶり出したお悩み。一級品の脳内チップを埋め込み、超人的な力を手にした人たちがいる一方で、B級チップしか入れられずバグって人体に危険が及ぶ人たちなど、デジタル社会がもたらすディストピアを映し出す。
本作の主題歌を担当するのは、たなか(前職・ぼくのりりっくのぼうよみ)、海外で活躍するギタリストIchika Nito、⼈気コンポーザーのササノマリイによる新⽣バンドDios。本作の世界感を体現する書き下ろし主題歌「ダークルーム」は、動画配信サービスやSNSとも親和性の⾼い彼らならではの楽曲となっており、Diosは「ドラマの舞台である未来の渋⾕をイメージしつつ、登場⼈物たちの内⾯につながった⼀曲になったと思います」とコメントを寄せている。
また、WeTuberのコミカルな魅⼒と危うさが詰まった本編予告映像も公開された。WeTuber「正義マン」は、人々の悩みを解決し大金を手にして社会の底辺から抜け出すことができるのか。
Dios コメント
今回有難くオファーを頂いてから、この「ダークルーム」という曲を作りました。まっくらな部屋に閉じこもって、予想外のことが何もない世界を選んだとある⼆⼈の曲です。Ichikaのシンプルなフレーズの繰り返しからササノが描くデジタルな世界への接続に、このドラマ「未来世紀 SHIBUYA」とのリンクを意識しました。
ドラマの舞台である未来の渋⾕をイメージしつつ、登場⼈物たちの内⾯につながった⼀曲になったと思います。
Diosの新たな世界を、ドラマとともに楽しんでいただければ幸いです。
『未来世紀SHIBUYA』予告映像
作品情報
Huluオリジナル『未来世紀SHIBUYA』(全6本)
2021年11月26日(金)より一挙配信
監督:白石晃士
脚本:保坂大輔、白石晃士
音楽:牧戸太郎
出演:金子大地、醍醐虎汰朗、篠原悠伸、Hina/藤森慎吾、宇野祥平
エグゼクティブプロデューサー:長澤一史
チーフプロデューサー:茶ノ前香
プロデューサー:中村好佑、伊藤裕史
制作協力:UNITED PRODUCTIONS
制作プロダクション:日テレ アックスオン
製作著作:HJホールディングス
©HJ ホールディングス