『エール』窪田正孝が主演男優賞、『天国と地獄~サイコな2人~』綾瀬はるかが主演女優賞を受賞!「東京ドラマアウォード 2021」

ドラマ
2021年10月27日

 

東京ドラマアウォード 2021

「東京ドラマアウォード 2021」授賞式が行われ、窪田正孝、綾瀬はるか、西田敏行、江口のりこ、柳楽優弥が登壇した。

2020年前期放送の連続テレビ小説『エール』(NHK総合ほか)で主演男優賞を受賞し、同作で作曲家・古関裕而をモデルとした主人公を演じた窪田は「現代では体験できないこと、素晴らしい生涯を体験させてもらったことがうれしかったです」とコメント。司会・石坂浩二に「好きな楽曲はありますか?」と尋ねられ、「野球少年だったので、子どものころから『栄冠は君に輝く』が好きです」と答えた。

主演女優賞を受賞した綾瀬は、作品賞「連続ドラマ部門」でも優秀賞となった2021年1月期ドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)について、「男性であること、サイコパスな殺人鬼と入れ替わることで追われる側にもなるので難しい役柄でした。監督、スタッフさん、あと高橋(一生)といろいろお話させていただいて、リハーサルを重ねて一緒に作っていきました」とにっこり。

また、2021年1月期に放送された長瀬智也主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)が作品賞「連続ドラマ部門」グランプリに決定し、西田が助演男優賞、江口が助演女優賞を受賞。江口の演技について石坂は「目線と顔の動きを微妙にずらしながらの演技がすごい」とべた褒め。これに対し江口は「それは意識したことなかったです。今石坂さんに言われて、初めて自分にそういうところがあると知りました」と驚きの様子だった。

さらに石坂から「西田さんの素晴らしいところは、“この役は他の人には出来ないよ”っていう作品ばかり」と絶賛された西田は、「そんなことおっしゃらないでください。役としてのミッションは能楽師で人間国宝であり、介護されて徐々にアルツハイマーになっていく。いろんなミッションがあって頭が混乱しそうになりました(笑)」と。そして「素晴らしい脚本、演出、そして何より素晴らしい共演者に恵まれて、今日この日を迎えることができました」と感謝を伝えた。

そして、第二次世界大戦末期の新型爆弾開発に苦悩する研究者たちの姿を描いた『太陽の子』(NHK総合)が、作品賞「単発ドラマ部門」のグランプリを受賞。主演を務めた柳楽は「1人の人間としても、役者としても知るべき事実にしっかり関われたなと感謝しています」と作品への思いを明かした。

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