遠藤憲一、勝地涼、加治将樹、松本岳が“ザ・ドリフターズ”を熱演!「夢のような時間」

ドラマ
2021年11月10日

山田裕貴が主人公・志村けん役を演じる、12月放送のドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』(フジテレビ系)に遠藤憲一、勝地涼、加治将樹、松本岳の出演が決定。4名からコメントが到着した。

昨年3月、日本を代表するコメディアンの1人、志村けんが新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎のため、この世を去った。日本中が悲しみに暮れたその訃報は、海外メディアでも大きな話題に。しかし、亡くなった今もまだその人気は衰えることはなく、DVDやYouTubeなどで若者からの支持を得ている。

そんな志村の半生を描いたドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』が、12月に放送。デビュー10周年という節目を迎えた山田裕貴が志村役を演じ、脚本・演出を福田雄一が手がける。

この度、新たに志村以外のザ・ドリフターズのメンバーを演じるキャストが発表に。いかりや長介役に遠藤憲一、加藤茶役には勝地涼、高木ブー役には加治将樹、仲本工事役には松本岳が決定した。

新たに、5人のメンバーによるメインビジュアルも完成した。ザ・ドリフターズといえば、やはり“法被”と“ハチマキ”。画面から飛び出てくるようなメンバーの勢いを感じ取ってほしいという思いを込めて、作成されたビジュアルだという。

ドラマは、志村がコメディアンになることを決意し、いかりやの元を訪れ、1968年の高校卒業間際にバンドのボーヤ(付き人)として携わるところからスタート。見習い時代の修業の日々、1974年にメンバーの一員となってから1990年代までの想像を絶するような過酷なスケジュール、人気の裏に隠された挫折と苦悩、葛藤が描かれていく。

また、毎週行われていたネタ会議の様子や、徐々に築かれていく加藤との友情も明らかに。今まで表には出ることのなかったメンバーとのやりとりや、いかりやとの関係など、今回のドラマ化にあたって、取材して初めてわかったエピソードも。

加えて、ドラマには当時人気を博した『8時だヨ!全員集合』や『ドリフ大爆笑』の懐かしい場面も登場。今回発表となったザ・ドリスターズメンバーのキャストによる、『ドリフ大爆笑のテーマ』や『ドリフのズンドコ節』、名作と言われる数々のコントシーンにも注目だ。

コントシーンの撮影を振り返り、遠藤は「当時、ご本人たちがアドリブでやっていたことを台本に起こして、それを自分たちが演じることはなかなかない難しい経験だった」と明かす。

勝地も「(志村さんと加藤さんの関係性を築く上で)山田君となるべく一緒に過ごして、その時間を大事にしようと心がけた」といい、撮影現場では山田とコントシーンの練習をする様子が頻繁に見られたそうだ。

いっぽう、加地は『ドリフ大爆笑』のオープニングシーンの撮影について「幸福感と興奮で、夢のような時間だった」と。仲本本人と実際に会う機会があったという松本は「こんなに目はパッチリしてないよ(笑)」と言われつつも、「君なりの仲本工事をやり切ってください」と激励のアドバイスを受けたという。

当時の実際のメンバーのように、撮影中は濃密な時間を過ごし、綿密なネタ会議や体当たりでのコントシーンに挑んだという5人。果たしてどのようなザ・ドリフターズが出来上がるのか、続報からも目が離せない。なお、今回発表になった4名からのコメント全文は、次ページを参照。

<いかりや長介役・遠藤憲一 コメント>

小学校時代、ザ・ドリフターズは見ていたのですが、まさか自分がいかりや長介さんを演じるとは予想もしていなかったので、びっくりしました。強面というところと年齢的なところが起用理由でしょうか。
当時、ご本人たちがアドリブでやっていたことを台本に起こして、それを自分たちが演じることはなかなかない難しい経験でした。いい意味でナンセンスなものを作るのが上手な福田監督が、この作品をどのように仕上げていくのか?
自分もできあがりが楽しみなので、視聴者の皆さんと一緒に、今から放送を楽しみにしています。

<加藤茶役・勝地涼 コメント>

今回のお話をいただいた時は、とにかくテンションが上がりました。
(実際の放送は)自分の世代とはちょっと違うんですが、再放送やスペシャルを見て育ったので。“加トちゃん”という呼び方も、みんなに親しまれている呼び方ですし、僕自身、加藤さんが大好きなので、ぜひやりたいと思いました。
撮影中は、山田君となるべく一緒に過ごすようにして、その時間を大事にしようと心がけました。いかりやさんのセリフに「来週もまた、一生懸命頑張ります!」とありますが、その精神で僕たちもこのドラマに挑んだので、そこが伝わるといいなと思います。

<高木ブー役・加治将樹 コメント>

お話をいただいた時は、「ぜひやりたい! しかも福田組なの?」という驚きとうれしさで、大イベントに参加できるような感覚でした。高木さんはのんびりしているようなイメージがあるんですけれど、キレがあってリズム感が良い方なので、演じるに当たってそこは意識しました。
『ドリフ大爆笑』のオープニングシーンは、一視聴者として子どもの頃から見ていたので、収録の時は、そこに立つことができた幸福感と興奮で、夢のような時間でした。撮影が終わった時には「役者をやっていてよかった」と本当に思うことができた作品です。

<仲本工事役・松本岳 コメント>

皆さんが知っていて今もご活躍されている国民的スターの仲本工事さんを、僕みたいな未熟者が演じるというのは恐縮な限りだと思っています。今回、事務所の大先輩である志村けんさんとザ・ドリフターズの皆さんの作品に携わることができ、本当に光栄な一方で、当初は不安を通り越して恐怖感がありました。
そんな中、ドリフメンバーの皆さんにご報告に伺った際に「ドリフはドリフにしかできないんだから、君なりの仲本工事をやり切ってください」という仲本さんからの激励や、加藤茶さんからの「(仲本さんは)のんびり屋に見えてちょっと格好つけてるところあるからな(笑)」というアドバイスを胸に演じさせていただきました。
楽しんで見ていただけるとうれしいです。

番組情報

『志村けんとドリフの大爆笑物語』
フジテレビ系
2021年12月放送予定

出演者:山田裕貴、勝地涼、加治将樹、松本岳、遠藤憲一 他

WEB

公式HP:http://www.fujitv.co.jp/shimuradorifu/
公式Twitter:https://twitter.com/shimuradorifu

©フジテレビ

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