TBSで毎週日曜後9・00から放送中の日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』に、ガッツ石松がゲスト出演する。
原作は1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」。刊行の翌年にはTBSでテレビドラマ化され、それ以降もドラマのみならず映画やアニメ、漫画など様々なかたちで語り継がれてきた。
刊行から48年の時を経て送る今作は、主人公を含め登場人物をオリジナルキャラクターにし、2023年の東京を舞台に展開。原作でも描かれていた「環境問題」を現代版にアレンジし、沈没という目に見えない危機が迫る中で「見出していく希望」をテーマに描いている。
このたび、11月14日(日)に放送される第5話に、ガッツ石松が漁師役でゲスト出演することが分かった。
先週放送の第4話は、関東沈没がいよいよ始まってしまうという衝撃の展開で幕を閉じた。沿岸部にいた主人公・天海啓示(小栗旬)と椎名実梨(杏)も関東沈没に巻き込まれてしまい、その被害を受ける。そんな中、天海の元妻・香織(比嘉愛未)と娘・茜(宝辺花帆美)、椎名の母・和子(宮崎美子)らが乗った避難バスがトンネル崩落事故に巻き込まれたという情報が入る。椎名はトンネル崩落事故現場に向かうため、絶たれた陸路ではなく海路を探すが、漁港をさまよっている彼の前に現れたのが、ガッツ石松演じる漁師だった。
今回ゲスト出演するガッツ石松は、1974年にアジア人初のWBC世界ライト級チャンピオンになった元プロボクサー。実はボクシングで強くなる目的は、有名になって映画に出たいからだったという。引退後はタレント、俳優として長く活動し、NHK連続テレビ小説や大河ドラマなどの出演経験も持つ。バラエティ番組で見せるキャラクターとは違う、渋い演技に定評があり、TBS連続ドラマへの出演は、2003年に放送した金曜ドラマ『ブラックジャックによろしく』以来、18年ぶりとなる。
本作の出演についてガッツ石松は、「杏ちゃんと共演だゾ! うれしいネ。OK牧場!!」とコメント。彼の存在感ある演技に注目が集まる。
〈第5話あらすじ〉
恐れていた関東沈没は突然始まった。首都圏を中心に深刻な打撃を受けた。沿岸部にいた天海(小栗旬)と椎名(杏)も関東沈没に巻き込まれて、その被害を受ける。
さらに、天海の妻・香織(比嘉愛未)と娘・茜(宝辺花帆美)、椎名の母・和子(宮崎美子)らが乗った避難バスが、トンネル崩落事故に巻き込まれたという情報も入る。
そんな中、東山総理(仲村トオル)は総理官邸の災害対策本部から国民に向け全力の対応を約束する。
そして、常盤(松山ケンイチ)ら“日本未来推進会議”のメンバーは、不安を感じながらも東山総理の指示のもと、被害状況の把握や被災者の救助などの対応にあたっていた。
今や政府も国民も注目しているのは第二波がくるのかどうか。昼夜を徹してデータの検証作業を行っていた田所博士(香川照之)が一つの結論に達する。導き出したこととは…。
日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』
TBS系
毎週日曜 後9・00~9・54
(第5話は15分拡大 後9・00~10・09)
©TBS