井ノ原快彦が、12月6日（月）から『めざましテレビ』（フジテレビ系）内で放送される『めざまし連続ドラマ』の主人公役に決定。三田佳子、白洲迅、福本莉子らの出演とYOASOBIが主題歌を務めることが発表され、本人らからコメントが到着した。
1994年4月に放送を開始した『めざましテレビ』。28年目で初となるオリジナルの『めざまし連続ドラマ、略して”めざドラ”を番組内で放送することが決定した。
今年春、『めざましテレビ』は“小説を音楽にするユニット”YOASOBIとともに、テーマソングの原作小説を一般募集。5000以上の応募作の中から大賞作品となった小説「めぐる。」をこの度、実写ドラマ化する。
千葉県の高校教師・千春さんが書いた「めぐる。」は、コロナ禍の何気ない日常を描いた小説。見ず知らずの4人が、ある朝『めざましテレビ』の占いを見たことで、「いつもはしないこと」に挑む。
そして、ちょっとした優しさが人から人へと渡っていくうちに、どこかで自分にも優しさがめぐってくるというストーリーだ。この小説からYOASOBIの楽曲「もう少しだけ」が生まれ、さらにこの小説を原案とした連続ドラマが誕生することに。
そんな本作で、主演を務めるのは井ノ原快彦。井ノ原は、『あさイチ』のメインキャスターを2010年3月から8年間務めており、3年9か月振りに「朝の顔」に戻ってくることになる。その他の主要キャストは、三田佳子、白洲迅、福本莉子ら。
主題歌はもちろん、『めざましテレビ』のテーマソングでもあるYOASOBIの「もう少しだけ」だ。また、共演者にも、井上祐貴、安井順平、岡部たかし、杏花、横山めぐみ、利重剛、津嘉山正種ら、個性的かつ実力派の俳優陣が名前を連ねている。
今回の発表にあたり、井ノ原は「『めざましテレビ』で流れているYOASOBIさんの『もう少しだけ』は、僕もずっと口ずさんでいたのですが、その楽曲がこのドラマの軸になっているので、僕もめぐりあっちゃったなという感じがしました」と。
続けて「皆さんの背中を押せるようなドラマだと思います。今日も、前向きに頑張ってみようか、という気持ちになっていただけたらうれしいです」と意気込みを語っている。
いっぽう、YOASOBIも「僕らも普段から、ひとつの物語（小説）が、さまざまなメディアに展開していく中でどんどんと奥行きを増して、立体的になっていくということを目指して活動しています。その中でドラマというものは初めてなので、本当に光栄です」と喜びのコメントを寄せた。井ノ原、三田、白洲、福本、YOASOBIからのコメント全文は、次ページ以降に掲載。
なお、放送日は12月6日（月）から17日（金）の全10回を予定しており、『めざましテレビ』の午前7時台に放送する。YOASOBIの「もう少しだけ」と共に紡ぐ、約2分半のオムニバスショートストーリー“めざましドラマ『めぐる。』”に注目だ。
