2022年1月から放送されるドラマ24『シジュウカラ』(テレビ東京ほか)に、板垣李光人、宮崎吐夢、池内博之が出演することが分かった。
原作は「JOUR」(双葉社)で連載中の、女性から圧倒的支持を得ている漫画家・坂井恵理による同名コミック。主人公の売れない漫画家・綿貫忍を山口紗弥加が演じ、多種多様な女性を描いてきた大九明子が監督を務める。
主人公・忍と恋に落ちる22歳のアシスタント・橘千秋を演じるのは板垣。唯一無二の色気を持つ板垣がどこか謎に包まれた若く美しい⻘年を演じ、40歳の忍とラブストーリーを繰り広げる。
また、板垣が千秋を演じるにあたり髪を切り、気持ちを新たに撮影した写真も解禁。この写真は、忍と出会って5年後、28歳の千秋の姿を写したもの。物語の始まりである5年前の千秋の姿はまた少し違った印象になるという。
忍の夫・綿貫洋平(52)を演じるのは、所属する⼤人計画の劇団公演に出演するほか、外部公演や、映画「キャラクター」「凪待ち」など、多くの映像作品に出演する宮崎。ザ・亭主関白な夫な上に、不倫、モラハラと、許せないけれどどこかに存在する人間味のある役柄を演じる。
忍の元カレで、第2の不倫相手となる漫画編集者の岡野克巳(45)を演じるのは映画、ドラマ、舞台など、幅広いジャンルの作品に出演し、海外でも活躍している池内。克巳は忍の高校の同級生で、当時の彼氏。忍と再会し、漫画家と編集者として仕事をする中で不倫関係に発展する。
板垣李光人 コメント
◆「シジュウカラ」テレビドラマ化のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
まず、自分としてまた新たな挑戦になる作品だなと思いました。そして、⼤九監督が描く女性と関わる事ができるわけですが、作品をつくっていく中で、自分がどう存在しどういった反応が起きるのか。そういった点ではとてもワクワクしています。もちろん不安もありますが、全力で楽しもうと思います。
◆原作を読んだ感想をお聞かせください。
家庭を持つ女性が別の男性にひかれる。「不倫」というものが強いインパクトとして残りがちですが、その裏には人間が抱える光や闇、傷、欲、愛をはらんだサスペンスのような深い世界が広がっていると感じました。
◆ご自身の役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。
彼が抱えるものや、そこに存在する理由、周りの人間との化学反応を⼤切に、そして繊細に演じていきたいと思っています。
◆視聴者へのメッセージをお願いいたします。
心に光が当たった時、抱える闇の部分がいっそう濃くなる人間の性とどう向き合っていくか。
そしてその中に見いだす自分の本当の幸せとは何か。さまざまな葛藤や苦悩と向き合っていく登場人物の姿に、状況は違えどきっと共鳴していただけるはずです。彼らがどういった道を選択していくのか、ぜひ楽しみにしていてください。
宮崎吐夢 コメント
◆「シジュウカラ」テレビドラマ化のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
まず最初にマネージャーから「⼤九明子監督が演出を手掛けるドラマが入るかもしれない」と聞きました。映画「私をくいとめて」と「勝手にふるえてろ」がすごく好きな作品だったということもあり、ぜひご一緒したいと思いました。
前から決まっていた舞台の稽古・本番の期間と撮影が被っているので難しいかもしれないとも言われましたが、調整していただき参加できることになって本当にうれしかったです。
◆原作を読んだ感想をお聞かせください。
40歳を過ぎてもう一度、自分の人生を生き直そうとする主人公の忍に強く共感しました。
彼女を無自覚に傷つけ続けるモラハラ夫の洋平には、言うことなすこといちいちイラっとさせられました。
◆ご自身の役を演じるにあたっての思い、意気込みをお聞かせください。
僕の演じる洋平という旦那さんも最初から嫌みな人である訳はなく、一緒になった頃の忍にとってはそこそこ魅力的で優しい人だったのだと思います。忍が洋平にひかれた理由が「ビリー・ジョエルの『ハートにファイヤー』をカラオケでカッコよく歌ったから」と言うシーンがあるのですが、『ハートにファイヤー』という曲はアメリカ近現代の歴史用語をラップのように歌う日本人にはめちゃくちゃ難しい楽曲で、これを人前で歌いこなすには相当の練習が必要だったはずです。単なる「悪役」「敵役」ではなく、そういう真面目でひたむきな愛らしい一面もある(あった)ことを頭の片隅に想像しながら演じてみたいと思います。
◆視聴者へのメッセージをお願いいたします。
現時点では前半の台本しか頂いてないので、この先どうなるのか、後半の展開が僕自身もとても楽しみです。皆さまも一緒に楽しんでくれることを願うばかりです。
池内博之 コメント
◆「シジュウカラ」テレビドラマ化のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
どんどん作品のストーリーにのめり込み今後の展開が非常に気になりました。
◆原作を読んだ感想をお聞かせください。
仕事と家庭の両立だったりタブーとされる不倫だったりがテーマになってきますが、同世代の方々から共感できるようなどこか切なくて、力のある作品を作れたらと思います。
◆視聴者へのメッセージをお願いいたします。
僕が演じる岡野は忍が久々に出会う元彼です。彼女があらためて漫画と向き合うきっかけを作る⼤事な役でもあります。
そしてそこから、彼女に思いを寄せていくわけで、まさに不倫相手。皆さんがドキドキするようなシーンをたくさん作っていければと思います。女性目線でいろいろと響く所もあるかと思います。
今までにない、純愛不倫ドラマができるよう、頑張っていきたいと思います。
番組情報
ドラマ24『シジュウカラ』
テレビ東京、テレビ⼤阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
2022年1月放送開始
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/shijukara/
公式Twitter:tx_shijukara