12月18日(土)に最終回を迎える、神尾楓珠主演の土ドラ『顔だけ先生』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)。先日、亀高役の貫地谷しほりがクランクアップし、レポートと本人コメントが到着した。
好きなことに全集中、教師らしいことは一切せず、“顔だけ先生”と揶揄される遠藤(神尾楓珠)が、マイタケ狩りや釣り、ボクシングといった趣味の課外授業を通じて生徒の心を開いていく、これまでとは一風異なるテイストの学園コメディ『顔だけ先生』。予測不可能な展開に加え、何気なく発した遠藤の言葉が「意外と深い!」「まさか泣かされるとは!」と大人たちにも評判を呼んでいる。
そんな遠藤に振り回されつつも次第に共鳴、思いを寄せる亀高先生を演じた貫地谷しほりが、このほどクランクアップを迎えた。この日は、遠藤の想像の中のワンシーンの撮影で、バブル時代を彷彿させる衣装に身を包んだ2人。前髪が立ち上がったヘアスタイルと茶系のアイシャドウ、赤い口紅というメイクで現れた貫地谷は、「最後がこれになるとは!」と周囲を和ませながら登場した。
本作で貫地谷が演じたのは、仕事を全うしようと奔走する学年主任・亀高先生。潤いのない毎日に、将来の不安や焦りを感じる様は、まさに現代女性そのもの。視聴者からは自身を投影した声も多く寄せられた。
また「あんな親友が欲しい!」と話題を呼んだ、親友・早坂先生(三浦涼介)との“家飲みシーン”は、貫地谷の提案がきっかけで実現したものという。衣装・メイクなどのディテールにもアイデアが採用されるなど、貫地谷の熱い想いに支えられた作品でもあったそうだ。
そして、すべての撮影が終了し、スタッフから花束が渡されると、思わず涙を浮かべた貫地谷。「本当に楽しい現場でした。寂しいです、こんなに離れがたい現場になるとは。この作品は、家族、特に両親がすごく喜んでくれました。皆様、そして神尾楓珠さんという素敵な俳優さんとご一緒できて、最高の時間でした。ありがとうございました」とあいさつを。
続けて「パート2があったら、暖かい場所、沖縄編を希望します(笑)。みんなで火を起こしたり、そんな課外授業があってもいいんじゃないかと思っています(笑)。遠藤先生と亀高先生?…、今の関係性でいられればいいかな」と続編への展望も語った。貫地谷からのコメント全文は、次ページに掲載。