遠藤一誠役・神尾楓珠 コメント
心にぽっかりと穴が開いたような、ついにこの現場が終わると思うと寂しいです。とても楽しくて、きっと何年後かに振り返っても楽しかったなと思える現場でした。監督と話し合い、僕の提案も受け入れていただきました。
それを貫地谷さんが全て返してくれるおかげで、僕は何をしても大丈夫と思えるようになりました。演技をいろいろと試すことができたのは、貫地谷さんのおかげです。貫地谷さんでなかったら、こんなに面白い遠藤にはなっていなかったと思っています。
◆先生役に挑戦して?
生徒たちとどう接しようかとか、先生らしくしないとなど、最初はいろいろな心配をしましたが、遠藤を演じているうちに、そんなことを考えなくてもいいんだと思いました。
遠藤も徐々に先生らしくなっていきましたし、自分の中でもどんどん楽しさを生み出していく感じで、自分と遠藤がシンクロしていたような気がします。
◆印象に残ったシーンは?
本当にたくさんあります。
意外だったのは、第7話のホームレス時代のシーン。
自分では最終的には笑えるシーンになっていると思っていたんです。でも、あれを観て泣いてくださったという人が、結構いて驚きました。貫地谷さんも、ドラマを観て「泣いた」と言ってくださって。
この作品は、何が面白いとなるのか、どのせりふが響くのか、全く予想できなかった。
でも、それが遠藤らしいんだなというふうに思いました。
せりふでは、「死にたいと思いながら生きる。それでいいじゃないですか」(第5話)。
あのせりふが、いいなと思いました。
◆キュートなしぐさも話題に。
遠藤は下手したら、ウザいというか、あまり関わりたくないと思われがちなタイプですよね。
屁理屈を言って、自分ファーストで。
「亀高先生、ひどい」とか、少しぐらいかわいらしさを見せないと誰も応援してくれないから、かわいらしさみたいなものは意識しました(笑)。
◆いよいよ最終回。見どころは?
終わり方が、すごく『顔だけ先生』らしいなと。
「えっ!? そういう終わり方なんだ」って。
だからちゃんとラストまで見届けてもらえたらうれしいです。
しかも遠藤がここにきて壁にぶち当たって悩むんです。そこが注目だと思います。
最終話あらすじ(12月18日放送)
教室に入ってきたのは、学生服に身を包む遠藤(神尾楓珠)、亀高(貫地谷しほり)、川相(八嶋智人)…。蓮(小宮璃央)が、由希(あかせあかり)を人質に学校に立てこもったのだ。3人の教師を、涼介(林タケル)、彩美(崎本詩織)、葵(上乃爽)、りん菜(城所茉莉花)が取り囲む。蓮たちが3人を学生服に着替えさせた理由とは? そもそも立てこもってまで蓮たちが主張したいこととは何なのか―――。
番組情報
土ドラ『顔だけ先生』
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
最終話放送:2021年12月18日(土)後11・40~
出演:神尾楓珠、貫地谷しほり、三浦涼介、笠原秀幸、阿部華也子/和田聰宏、八嶋智人
【2年B組生徒】
長谷川慎、矢吹奈子、櫻井海音、綱啓永、小宮璃央、景井ひな、三浦獠太、石井礼美、前川佑、あかせあかり
番組公式Twitter:https://twitter.com/tokaitv_dodra
番組公式Instagram:https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/
©フジテレビ