天海祐希「またお目にかかれたらうれしいです」『緊急取調室』新春ドラマSPクランクアップレポート到着

ドラマ
2022年01月03日

新春ドラマスペシャル『緊急取調室 特別招集 2022 8億円のお年玉』

新春ドラマスペシャル『緊急取調室 特別招集 2022 8億円のお年玉』(テレビ朝日系)が、1月3日(月)に放送。主演を務めた天海祐希らキャスト陣のクランクアップレポートが到着した。

天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』。2021年7月期に放送された第4シーズンで鉄壁のチームワークを誇ってきたキントリが解散、最終回でキントリ・メンバーたちはそれぞれ新天地へ旅立った。

新春スペシャルでは、かつてキントリに在籍していた「サイバー犯罪対策室」の玉垣松夫(塚地武雅)や捜査一課刑事・生駒亜美(比嘉愛未)、酒井寅三(野間口徹)も新たに加わり、臨時再結成されたキントリが、第4シーズンのラストで発生した“8億円強奪事件”に挑む。

この未解決事件の被疑者と見られる男の遺体が、スーパー法曹一家が暮らす民家の敷地内で発見されたことから、捜査が大きく動きだすことに。東京高裁のトップ判事である妻・源秀子(高畑淳子)、その夫で有名大学の法学部教授・源悦男(井上順)、大手弁護士事務所のパートナー弁護士である長男・源修一(木村了)ら“法を知り尽くした一家”、さらには住み込みで働く謎の家政婦・松原しおり(菜々緒)ら簡単には本音や真相を聞き出せない手ごわい被疑者たちを相手に、有希子らキントリが壮絶な取り調べを繰り広げる。

最大級の緊張と興奮が渦巻く撮影の日々を過ごしたキャスト陣は、次々と充実感あふれる表情でクランクアップ。自身が出演していないシーンであっても、共演者をねぎらうために現場に駆け付ける座長・天海の細やかな気遣いに、菜々緒らゲスト出演者たちは感激していた。

そんな天海にとって『緊急取調室』は、2014年1月期放送の第1シーズン以降、約8年にわたり力強くけん引してきたシリーズ作品。12月某日に迎えたクランクアップでは、天海が「視聴者の皆さんに、お正月から『キントリ』を見ていただけることがとても幸せです」とコメント。

さらに「こんなにも早く皆さんにまた会えるとは思っていなかったので、とてもうれしく、撮影も楽しかったです。新メンバーもすごく力強く、一生懸命頑張ってくださり、本当にありがとうございました!」と元祖キントリ・チーム&新メンバーをねぎらいつつ、「皆さん、メリークリスマス、そして良いお年を! またお目にかかれたら、うれしいです」と明るくあいさつしながら何度もお辞儀を繰り返した。

撮影でも決して天海のピュアな女優魂がさく裂し、その姿に鼓舞されるかのように、周りのキャスト陣もそれぞれ奮起。中でも印象的だったのが、謎の家政婦・しおりを演じる菜々緒が天海と真っ向から対峙する手加減ゼロの壮絶な取り調べシーン。菜々緒がクランクアップする直前に撮影されたこのシーンでは、2人の魂が共鳴。菜々緒がはらはらと涙を落とすいっぽう、天海の目からも一筋の涙がこぼれ、迫真の演技がぶつかり合う珠玉のシーンが生まれた。

クランクアップ時に撮影された写真では、笑顔の中で涙を浮かべる菜々緒の姿も見られ、取調室で繰り広げられた死闘を物語る印象的な一枚となっている。このシーンをもって全撮影を終えた菜々緒は「豪華なキャストの皆様と一緒にお芝居ができて、本当に幸せでした。ありがとうございます」と感謝を伝えると同時に、「またご一緒できるように頑張ります!」とさらなるステップアップも約束した。

<あらすじ>
「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の運用が停止して3か月――8億円強奪事件の特別捜査本部で指揮を執っていた管理官・梶山勝利(田中哲司)の元に、警視庁副総監・磐城和久(大倉孝二)から極秘指令が下る。先日ある民家の敷地内から遺体で見つかった男の指紋が、8億円を強奪された現金輸送車に残っていた指紋と一致したというのだ。つまり、亡くなったのは8億円強奪事件の被疑者である可能性が高い…。磐城は一刻も早い事件解決を目指し、特別措置として「キントリの臨時運用および、必要人員の非常招集」を決定。すぐさま人員を集め、民家の住人の取り調べを敢行するよう、梶山に命じる。
梶山の招集を受け、取調官・真壁有希子(天海祐希)はキントリに一時復帰。「サイバー犯罪対策室」の玉垣松夫(塚地武雅)、特別捜査本部に派遣されている捜査一課刑事・生駒亜美(比嘉愛未)、酒井寅三(野間口徹)と共に捜査に乗り出す。ところが、この事件は想像以上の難事件だった。

遺体が見つかった家で暮らすのは“スーパー法曹一家”。有名大学の法学部教授である家長・源悦男(井上順)を筆頭に、東京高裁のトップ判事である妻・源秀子(高畑淳子)、大手弁護士事務所のパートナー弁護士である長男・源修一(木村了)、まだ幼い修一の娘・源優奈(板垣樹)、さらには何やら秘密も抱えていそうな家政婦・松原しおり(菜々緒)もいた。法を知り尽くした一家は、どう考えても手ごわい相手。だが、有希子らは何としてでも真相を暴くべく、源家へ向かう。
ところが一家の主導権を握る秀子は毅然とした態度で、見知らぬ男の遺体を敷地内に遺棄された自分たちは“被害者”だと主張。悦男も修一も、肝心な質問には何一つ答えてくれない。さらに、優奈の友達が遺体を発見した際、家にいたしおりも「私は何も知りません」と言い張る。
事件解決につながる話が何一つ聞けない中、源家の面々の態度に何とも言えない引っかかりを覚える有希子たち。そんな中、近所で聞き込みを行った捜査一課の刑事・渡辺鉄次(速水もこみち)と監物大二郎(鈴木浩介)は、しおりの意外な過去をつかむ。しかもその矢先、しおりが突然、有希子に向かって「私が殺しました」と告白。事細かに当時の状況を説明し始める。
果たして、しおりの証言は“真実”なのか――。自供の裏付けが取れてもなお、どうにも拭えない“違和感”を覚える有希子は“確かな真相”をあぶり出すべく、キントリ・メンバーと共にある作戦を敢行。手ごわい源家と再度対峙する。

新春ドラマスペシャル
『緊急取調室 特別招集 2022 8億円のお年玉』
テレビ朝日系
2022年1月3日(月)後9・00~11・05

©テレビ朝日

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