滝藤賢一 コメント
『オリガミの魔女…』の撮影は毎回けっこうハードで、終わらないんじゃないか…? と思うのですが、今年もやらせてもらえる幸せをかみ締めながら楽しんでやっております。ハートフルでファンタジックな脚本にイメージを膨らませて臨みました。
ただの紙からこんなに世界が広がるなんてオリガミはマジックですね。
今回は菊之助さんとも相対して演ずることができ、独特の佇まいに間近に触れ、素晴らしい時間でした。僕が歌舞伎の舞台に立つことはできないですから(笑)、貴重な体験でした。僕の夢は日本のオリガミを世界の子供たちに伝える旅にいつか出ることです。大人も子供も楽しめるオリガミの世界を堪能してください。
尾上菊之助 コメント
魔女の声のお仕事はもう足掛け5年にもなり、長く続く番組に携われて光栄です。
女方の発声方法を生かしたり、滝藤さん演じる博士のことが好きでしょうがないもどかしさを意地悪な発声などを交えながら演じてきました。魔女を演じてきたおかげで折り紙が好きになり、時々子供とヤッコさんを作って遊んでいます。
今回演じさせていただいた象の神様は、3000年もの間、さまざまな人々の願いを聞いてきたという役どころです。そんな神様の心情をどう表現すべきか計り知れないものがありました。衣裳部さんの協力も得て神様を作り上げることができました。
CGで象の鼻が伸びると聞いたので、どのように仕上がっているのか楽しみです!
風間俊介 コメント
脚本を初めて読んだときはすごく温かみがあってオシャレなお話だと思いました。
オリガミのちょっとアカデミックな部分とファンタジックな物語が相まって、センスを感じました。撮影に入る前に特に演技プランは立てません。滝藤さんと一緒の現場の空気感の中で柔らかい感じに演じることができたと思います。
滝藤さんは多様な引き出しを持っていて、こちらが何かすると想像以上に返していただき幸せな時間でした。この作品は完全なフィクションではなく、オリガミというリアルともつながった話なので、生活に生かして楽しんでいただければと思います。
あらすじ
「白い象の願い」
博士がオリガミに奮闘していると、真っ白な衣装に身をくるみ後光を放つ男が立ち現れる。男は人々の願いをかなえる「白い象」だと称し、博士の願いをかなえようとするが、博士は願いというものは自分でかなえるもので、他人に頼むような願いは自分にはないと答える。無欲で利他的な博士に感動した象は、逆に自分の悩みを聞いてほしいと博士に迫り…。
「ふしぎの牧場(まきば)の少年」
最近夜眠ることができない博士が喫茶店でうつらうつらしていると羊飼い風の少年が現れた。少年は博士が一晩で7000匹も羊を数えたせいで、博士の牧場から羊がいなくなってしまった! と怒っている。羊が戻らないと博士は一生眠れなくなるという。その大ピンチを二人はオリガミでどう切り抜けるのか?
番組情報
『オリガミの魔女と博士の四角い時間』
Eテレ
2022年1月3日(月)前11・00~11・30(15分×2本)
2022年1月15日(土)後4・00~4・30(15分×2本)
2022年1月22日(土)後4・00~4・30(15分×2本)
レギュラー出演者: 滝藤賢一(折鶴博士)、尾上菊之助(魔女【声】)、岩井ジョニ男(喫茶店マスター)、小山春朋(ノボル)
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