浜辺美波らが持つ“天才的な能力”は？高橋文哉「見たい夢を操れる」『ドクターホワイト』取材会

左上から）高橋努、小手伸也、勝地涼、片桐仁、高橋文哉　左下から）石坂浩二、瀧本美織、浜辺美波、柄本佑、岡崎紗絵

1月17日（月）放送スタートの浜辺美波主演ドラマ『ドクターホワイト』（カンテレ・フジテレビ系全国ネット）の取材会が、1月11日（火）に開催。浜辺をはじめ、柄本佑、瀧本美織、岡崎紗絵、勝地涼、高橋文哉ら全10名が登壇した。

本作は、医師でもないのに豊富な医療知識がある正体不明の女性・雪村白夜（浜辺美波）が、「それ、誤診です！」と診断された病名を覆して患者の命を救っていく、新感覚の医療ミステリードラマ。原作は、大ヒット漫画「金田一少年の事件簿」「神の雫」などの原作を手掛けた樹林伸のオリジナル小説「ドクター・ホワイト千里眼のカルテ」「ドクター・ホワイト神の診断」だ。

主演の浜辺のほか、医療ジャーナリスト・狩岡将貴役に柄本佑、院長の娘で内科医・高森麻里亜役に瀧本美織、将貴の妹・狩岡晴汝役に岡崎紗絵。少々陰湿な精神科医・西島耕助役に片桐仁、硬派な脳神経外科医・仙道直樹役に高橋努、子犬系若手研修医・佐久間新平役に高橋文哉、プレイボーイな皮膚科医・夏樹拓実役に勝地涼、野心家な外科部長・真壁仁役に小手伸也、院長・高森巌役に石坂浩二ら豪華キャストが集結している。

そんな本作の取材会が1月11日（火）に開催され、浜辺をはじめ、柄本、瀧本ら全10名が登壇。先日完成したという第1話について、浜辺は「クスっと笑えるシーンがいくつも散りばめられていて、月曜の夜に見たくなるドラマだなと感じました。医療やミステリーの側面も本格的に描かれているのですが、それだけではなくて、個性豊かな魅力あふれる出演者が登場します。皆さんクセが強いのですが、相性もチームワークもすごく良く、第1話にして既にそれぞれのキャラクターが出ているんじゃないかな」と。

続けて、柄本も「医療ドラマとは銘打っていますが、ミステリーやロマンスなど、いろいろな要素を含んだ王道エンタテインメントだなと。あと、出演者の個性がガンガンに出てますね。皆さんと本を読んだ時に、これはドロッドロの濃厚とんこつスープだなって（笑）。役者さん1人ひとりを楽しめる作品になっていると思います」とアピールする。

撮影現場の雰囲気について、岡崎は「私はお家にいるシーンが多くて、お兄ちゃんや白夜と過ごすシーンが多いんですが、柔らかい雰囲気ですね。寒い時はみんなでこたつに入って暖を取るんですが、3人でいろいろなお話をしています。こたつが距離を縮めてくれたかなって」と愛らしい笑顔を。

第2話からの出演となる勝地も「僕は第2話からの参加なので、どんな雰囲気なのだろうと思っていたのですが、現場がすごく心地よくて、すぐに仲間に入っていける感覚でした。片桐さんが持って来てくれた占いの本を見ながらみんなでしゃべったり、本当にほんわかしていますね」とエピソードを語った。

続けて、主人公の白夜が天才的な診断能力を持っていることから、「自分が持っている誰にも負けない天才的な能力は？」という質問が。それに対し、浜辺は「柄本さんといい勝負かも」と前置きしつつ、「ドラマとかの撮影をやっている時に、中空きや食事休憩の時にすぐに眠れること」と回答。

「防空ずきんに自分の血液型を書いていた話をしたら誰も分かってくれなかった」と笑いを誘った最年長の石坂は、「方向感覚でしょうか。カーナビがいらないというか、使い方がよく分からないです（笑）。外国に行って出かけても、ちゃんとホテルに戻れる。でも、お酒が入るとまったくダメ。家に延々と帰れない（笑）」と意外な一面を明かす。

瀧本は「自分が出た作品や身の周りで起きた出来事を西暦で覚えている」、岡崎は「街中を歩いていると芸能人を発見できる」、小手は「頭の皮がすごく動く」、高橋（努）は「小学校入学時から顔が変わらない」、勝地は「“この子売れるな”って思う新人さんは大体売れる」、片桐は「おじさんだけどおばさん」と答えていく中、「見たい夢を操って見られる」という高橋（文）のまさかの能力も明らかに。

最後は「この作品は、麻理亜さん率いるCDTという総合診断協議チームと共に、記憶はないけど豊富な医療知識をもつ白夜という少女が病気を診断していく、“診断”に焦点を当てた作品です。新しい医療ミステリーというところがこのドラマの見どころかなと思っています。たくさん魅力の詰まった1時間15分になっていますので、まずは第1話をぜひ見ていただけたら」とメッセージを寄せ、取材会は締めくくられた。