![左から藤井美菜、寺島進、北村有起哉、市毛良枝](https://www.tvlife.jp/wps/wp-content/uploads/2022/01/445138_1.jpg)
![左から藤井美菜、寺島進、北村有起哉、市毛良枝](https://www.tvlife.jp/wps/wp-content/uploads/2022/01/445138_1.jpg)
1月14日(金)にスタートする『駐在刑事 Season3』(テレビ東京系)のオンライン会見が行われ、主演の寺島進をはじめ、北村有起哉、佐藤寛太、市毛良枝、藤井美菜が参加した。
本作は、かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事、そして今は奥多摩の人々に「駐在さん」として親しまれている主人公・江波敦史を寺島進が演じる人気シリーズの最新作。前作に引き続き、北村有起哉、笛木優子、佐藤寛太、鈴之助、市毛良枝らレギュラーキャスト陣に加え、新レギュラーとして藤井美菜が出演する。
Season3が決まった時の心境を聞かれた寺島は「駐在刑事は2時間スペシャルから始まりまして、約10年たつんですけど、ずっと見続けてくれた駐在ファンの方に感謝すると同時に、ずっとやっていただいたレギュラーキャストの皆さん、全てのスタッフの皆さんに支えてもらってありがたいなと思って感謝しております。Season3が決まったからにはSeason2を超える物をまず作ろうと心掛けていました」と明かした。
北村も「素直にうれしかったです。コロナ禍になってからずいぶんたちますけど、それでもこのシリーズが、こうしてまた再開できて新しいシリーズが始まるということで、駐在刑事が大好きな方々がたくさんいらっしゃってくれるんだなって実感して、10年近く携わらせていただいてますけど、本当にありがたい気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。
また今回の見どころについては佐藤が「今回パワーバランスが崩れるし、加倉井管理官がいなかったりとか、今までの駐在刑事じゃないメンバーで事件を捜査・解決したりとか、笛木優子さんはじめ僕もそうなんですけど、これまで駐在刑事シリーズに出演しているキャラクターの明かされていない過去が掘られていくので、そこが見どころかと思います」とコメント。
続いて市毛も「今回は女性が風を吹き起こすという感じがしていて、いろいろな新しい風が吹いてくるのが楽しみです。そういう内容になっていると思います」と見どころを語った。
そして、本作からレギュラー出演する藤井は「30代の独身のお仕事バリバリ頑張ってきた女性というふうにはじめは聞いていたので、自分自身も共感しながら、演じがいのある役だなと思ったんですけど、実際台本を開いてみると、それこそパワーバランスをものすごく崩す役と目の当たりにして、すごくプレッシャーにはなりまして、いいスパイスになれたらいいな、ならなきゃなと責任をすごく感じました」と出演に対しての心境を明かした。
しかし「実際撮影が始まってみると、今までの撮影スタッフの方も役者さんも出来上がったチームだからこそ包容力があるというか、すごく受け止めてくださる状況が整っていたので、それに合わせて楽しく芝居させていただいたと思います」と撮影を振り返った。
藤井も称賛した「駐在チーム」での変化を聞かれると、寺島は「変わったところですか…そうですね…寛太が変わりましたね。Season1の時は、寛太と2人のやりとりのところで2ページ1カットでいくっていうところがあったんですけど、結構かんでたんですよ。でもそれが、3年4年たってSeason3になった時にはスラスラとせりふを言いますし、この若さというか吸収力が早いというかすごく進化しているなと思いましたね」と佐藤の成長を挙げた。
佐藤も「Season1の時のこと、僕も覚えています。『軽部翔平』という役が記憶力がものすごくいい役で、メニューをひと目見て覚えたりとか、殺人現場の証拠を何も手帳を見ずにペラペラしゃべったりとかするんです。こういうシーンがあるっていうのは台本で分かっているんですけど、Season1の時に監督が『このシーン1カットでいきます』と言ったときに『ひ~1カットですか?』となったのをすごく覚えています。もちろん覚えていってない訳じゃないんですよ! いろんなプレッシャーと恐れでかみかみのかみだったのをすごく覚えています」と振り返った。
![佐藤寛太](https://www.tvlife.jp/wps/wp-content/uploads/2022/01/445138_2.jpg)
![佐藤寛太](https://www.tvlife.jp/wps/wp-content/uploads/2022/01/445138_2.jpg)
一方、北村は「寺島さんがやっぱり優しくなりました」と告白。「やっぱり一番最初のスペシャルの時、それこそ今の寛太のお話みたいなエピソードで言うと、僕と寺島さんで最初にガチンコで芝居する時に、ちょっと手探りでやっていたんですね。『こんな感じかな』『こんな程度かな』くらいでやってたら、『もっと来いよ!』ってすごい言われて。正直僕ちょっとムカッとしまして(笑)」とかつてのエピソードを明かした。
だが、本作からの参加となった藤井は「ふとした空いた時間に先輩方が1人ずつ順番に現れるんですよ。寺島さんがふっと現れて『せりふ多いから大変だよね』って声をかけてくださったかなと思ったら、次またふっとして北村さんが現れて…みたいな。私が思うにレギュラーの方々が一気に2~3人話しかけるともしかしたら圧をかけすぎてしまうんじゃないかって皆さんがすごく気を使ってくださったんじゃないかなと」と、チームの優しさを感じたという。
「すごく優しさを感じまして、それが記憶に残っていて一気に緊張がほぐれて、やっていけるんじゃないかと自信につながったので、これが駐在チームの優しさか! と思わされたのが初日でしたね」と感謝を述べた。
最後に寺島は「奥多摩が舞台なんですけど、本当に自然豊かでそれが駐在の真骨頂だと思っていますので、それプラス、素晴らしいキャストの皆さんと義理人情あふれるドラマを作りました。見終わったらすごく癒やされるドラマになってますし、1話~最後まで見ていただきたいです。1、2話ですと藤井さんをちょっと勘違いしちゃう方もいると思うので、彼女の進化・背景が後半から見えてくるので、1話の2時間スペシャルも素晴らしいんですけども、最後までずっと見ていただきたいなと思っています」とコメントし、会見を締めくくった。
番組情報
金曜8時のドラマ『駐在刑事 Season3』
2022年1月14日(金)スタート(初回2時間スペシャル)
毎週(金)後8・00~
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/chuzaikeiji3/
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