堀田真由が主演を務め、鈴木保奈美が共演する、2月26日(土)放送のスペシャルドラマ『木のストロー』(フジテレビ・関東ローカル)に、小日向文世と片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)の出演が決定。さらに、両名よりコメントが到着した。
本作の原案は、2019年大阪サミットをはじめとするG20の全ての会合で採用され、「第29回地球環境大賞農林水産大臣賞」「グッドデザイン賞」など数多くの賞を受賞した、世界初の“木のストロー”を開発・実現するまでの実話を描いた「木のストロー」(アキュラホーム 西口彩乃・著/扶桑社)。
“木のストロー”は、国内外の多くのメディアが廃プラスチックや森林保全の問題を解決するサステナブルなアイテムとして紹介し、2020年ドバイ国際博覧会の日本館VIP記念品に選定された、今、世界中が注目するメード・イン・ジャパンアイテムのひとつだ。
そんなサステナブルなアイテムを誕生させたのは、環境問題を考えたこともなく、ものづくりも未経験の住宅メーカー広報課勤務の女性。いわば“ド素人”の主人公が、数々の困難を乗り越えて、地球を救うかもしれない、世界初のアイテムをどのようにして生み出したのか、その道のりを描く。
新たに出演が発表された小日向が演じるのは、主人公・若木陽菜(堀田真由)と奥沢塔子(鈴木保奈美)が勤める住宅メーカー「オーセントホーム」の創業者の社長・富永佳樹。かんな掛けの技術を持つ職人で、職人気質でありながら、社交的で人望が厚い。塔子を昔からよく知っており、“木のストロー”の開発に強く反対する塔子の秘めた思いに寄り添っていく。そして、富永の存在が塔子の背中を押し、“木のストロー”の完成を後押しすることに。
片寄が演じるのは、陽菜のいる広報課の先輩で、塔子の部下である青山悠人。大学卒業後、「オーセントホーム」に入社した悠人は、明るく人なつっこい性格で、社内外を問わず人気がある。陽菜が広報課へ異動すると決まった際には、「青山さんのいる広報課に異動するなんてうらやましい!」と周囲が騒いだほど。困っている人がいるとほっておけない性分で、塔子に反対されながらも“木のストロー”の開発に取り組む陽菜を気にかけている。
出演にあたり、小日向は「社員を信頼し応援する温かい人物を意識しました。鈴木さんと24年ぶりに共演できること、とても楽しみに撮影に入りました。当時と印象が全く変わらず感動しました」とコメント。また、日頃意識している“サステナブル”については、「仕事の資料がたまるので、裏面をメモ用紙として使っています。元々野菜中心の食事が好みなので、継続していきたいと思っています」と明かす。
続けて、片寄は「青山は上司の言うことには迎合しうまく立ち回る、“よくいる”社員なのですが、主演の堀田さん演じる若木の登場によって、彼女のエネルギーから影響を受けて変化していくところを意識しました。そんな若木と、鈴木さん演じる奥沢常務の間に挟まれる役どころでもあるので、2人の意見のぶつかり合いを、見てくださる視聴者の方々の代表のような気持ちで見守りながら演じていた部分もありました」と自身の役柄を説明。
最後は「“木のストロー”が生まれた実話の物語を通して、いまの地球環境について、SDGsについて、ひとりでも多くの方に関心を持っていただけるきっかけになればと思います。若木のいつまでも“持続可能な”爽やかエネルギーはもちろんですが、その近くで若木を見守る青山にもぜひご注目ください」と視聴者へのメッセージを寄せた。
なお、本作は放送終了後からTVer 、FODで見逃し配信が予定されている。
富永佳樹役・小日向文世 コメント
◆今作のテーマである「環境保全」など、“サステナブル”について、日頃意識されていることは?
仕事の資料がたまるので、裏面をメモ用紙として使っています。元々野菜中心の食事が好みなので、継続していきたいと思っています。
◆今作の役柄を演じるに当たり意識されていることは?
社員を信頼し応援する温かい人物を意識しました。鈴木保奈美さんと24年ぶりに共演できること、とても楽しみに撮影に入りました。当時と印象が全く変わらず感動しました。
◆視聴者へのメッセージ
かんなくずを無駄にしない発想から木のストローを実現した、実在の女性社員の発想と行動力をぜひご覧ください。
青山悠人役・片寄涼太 コメント
◆今作のテーマである「環境保全」など、“サステナブル”について、日頃意識されていることは?
日常的に使用するものは、もし見つけられた場合、“サステナブル”なものをチョイスするように心がけています。最近だと新しく買ったシャンプーとヘアコンディショナーの容器がサステナブル素材で、そういうものを見つけて日頃使うだけでなんだかうれしい気持ちになります。
◆今作の役柄を演じるに当たり意識されていることは?
青山悠人は上司の言うことには迎合しうまく立ち回る、“よくいる”社員なのですが、主演の堀田真由さん演じる若木陽菜の登場によって、彼女のエネルギーから影響を受けて変化していくところを意識しました。そんな若木と、鈴木保奈美さん演じる奥沢常務の間に挟まれる役どころでもあるので、2人の意見のぶつかり合いを、見てくださる視聴者の方々の代表のような気持ちで見守りながら演じていた部分もありました。堀田さんとはドラマ『3年A組』以来の共演で、その頃の懐かしい話をすることができたりしてうれしかったです。鈴木さんもとても心優しく接してくださる方で、お芝居の面でもフラットにご意見を話してくださったりして、とても心地よく撮影に臨むことができました。
◆視聴者へのメッセージ
“木のストロー”が生まれた実話の物語を通して、いまの地球環境について、SDGsについて、ひとりでも多くの方に関心を持っていただけるきっかけになればと思います。若木のいつまでも“持続可能な”爽やかエネルギーはもちろんですが、その近くで若木を見守る青山にもぜひご注目ください。
あらすじ
住宅メーカー「オーセントホーム」社員の若木陽菜(堀田)は、3年連続トップの成績を収めた営業課から、奥沢塔子(鈴木)が担当役員を務める広報課に異動を命じられる。
ある日、広報課の業務として、“森のゴミ拾い”イベントに参加することに。自分が勤める会社が“家を作り、家を売る”こと以外にも、重要な社会的役割があることを知る。それは、「環境保全など、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を達成するために企業として何ができるのか?」を発信し、実行すること。
その矢先、豪雨が発生し、土砂災害などの甚大な被害を報じるニュースに言葉を失う陽菜。実は、幼い頃、豪雨による土砂災害で自宅を失っていた。
数日後、“森のゴミ拾い”イベントで環境ジャーナリストと出会う。間伐など適切な森林管理が行われていないことが、土砂災害などの大きな被害を招く一因だと言われ、「間伐さえきちんとすれば、防げる災害があったのでは」と考え始める。そこでひらめいたのが間伐材を再利用した“木のストロー”。だが、技術的に困難である上に、社内、とりわけ塔子から猛反対を受けてしまう。しかし、塔子にも秘めた思いがあり…。
「つらい思いを二度と、誰にもしてほしくない」と諦めきれない陽菜。果たして、さまざまな困難をどのように乗り越え、“木のストロー”は実現されていくのか―?
番組情報
フジテレビ、BSフジ、ニッポン放送3波連合プロジェクト「楽しくアクション!SDGs」関連番組
『木のストロー』
フジテレビ ※関東ローカル
2022年2月26日(土)後3・30~4・30
出演者:堀田真由、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、大河内浩、三浦真椰、橋本淳、大石絵理、須永慶、今里真、今村美乃、中野剛、金子莉彩、中川紅葉、鈴木みゆう、有賀伶香、川村凛、小日向文世(友情出演)、鈴木保奈美
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kinostraw/
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